モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

恋愛でリスクを取るーリスク管理はつまるところマインドコントロール。

こんにちは。

ぼくらの住んでいる周辺をマクロ的に見ると立て続けに隣国がミサイルをブッ放したり、たいへん騒がしくなっていますね。 

北朝鮮ミサイル発射、北海道から長野に「Jアラート」 サイレンはこんな音だった

こういう状況に置かれたとき、人々が採る態度はだいたい二つに分かれます。穏便に行きましょうよ派、と、強硬にやってやるぜ派。

テレビとネットではそれぞれ大人の事情が複雑に絡んでいますから、穏便テレビと、やれやれネットにそれぞれの派がくっきり分かれていることも見てとれます。それぞれが利権や思惑があるので感情や結論が先にたち、そこに向かうように理屈が展開されていきます。

 

さて、そういうプロパガンダ合戦から身を引いて、客観的にそれらの騒がしい様相を見るとなかなか興味深いものが見えるようになります。つまり、テレビやネットから離れて別の領域へ、それらの混乱を学術的に研究してる人々の論ずる「べき」に触れる。それは、THE コチラです。笑

 

 

 「戦争にチャンスを与えよ」 エドワード・ルトワック

 こういう学問として研究してる人々はある意味冷徹であって、感情を排して歴史の資料を精査し、結論を探っていますから、より「現実」に肉薄するのかもしれません。まぁ、現実に足をつけつつ、常に理想を目指さないといけない、そのバランスなのですが。

挙げればキリがないのですが、この本からは二つの要素を取り出せます。

「なにもしない、という選択肢はない」

「戦略は人の感情を考慮してこそ、現実的」

という二本柱です。

 

んんん、これは恋愛にも言えることだな。そりゃそうです、人間だし、人生だから。

 

では、恋愛戦術のお勉強です。

行ってみましょうー。

 

 

成功哲学界隈でも、起業家たちの書く本を読んでも、成功するにはリスクをとれ、と言われます。考えみると当たり前で、投資にしてもハイリスクハイリターン、もしくはローリスクローリターンが実態で、年金制度が作られたときのような少ない納税でガッポリ年金!など吟われるのは陰でどこかが破綻しているのです。

リスクを取れないサッカー日本代表は長年得点力不足と言われ、積極的にリスクを取りに行ったラグビー代表は歴史的な勝利を決めました。

考えてみても、いくつもの世界にインパクトを残してきた発明やイノベーションはリスクテイクの産物で、リスクを取らない日本企業の衰退はほんと、他人事ではありません。

 

そういう現実的な事例がごろごろ転がっているのに、僕ら人間はなかなかリスクを取れません。これは、ある意味正常です。脳構造的にそうできているのだからしょうがない、だからこそ一部のリスクを恐れないサイコパスが交通事故的にとんでもないイノベーションを起こすことがあります。

これはすべて、人間の認知機能のバイアスによります。定量的に見ればそうでもないのに、それでも人はリスクを現実以上に多目に見積もってしまうのです。

たとえば、飛行機と自動車の安全を比べたとき圧倒的に飛行機のほうが安全です。自動車はしょっちゅう事故ってるのに対して飛行機の事故はほとんどありません。プロが操縦しプロが整備しプロが管制官から指令を出しているからです。しかし人は飛行機を恐いとイメージします。事故はほとんどないけど万が一発生して、万が一その便乗っていたら確実に死ぬからですね。それに比べて、自動車の交通事故は大なり小なり毎日どこかでしょっちゅう発生しています。しょっちゅう発生してるけどそれで死ぬかといったらそうでもない。全体の事故に対して死亡事故の割合は、落ちたら確実に死ぬ飛行機に比べてとても低い。「飛行機、キケン」と判断するのです。これがリスク認知のバイアスです。この判断は人のイメージで作られていて、統計とはまったく逆のものですね。

公平を期すためにそれぞれの死亡事故のデータだけを抽出してその数値をつき合わせても圧倒的に飛行機が安全だという統計があって、統計学やリスク分析の専門家の間では常識です。

人は恐怖のイメージを、リスク大と判断してしまいます。

 

藤沢数希 「反原発の不都合な真実」

 

このように現実に起こりうる事象と、感情バイアスの間に大きな乖離があるということは、裏返すと、リスクマネージメントは定量的な分析に基づいて、そこからスタートし、戦術を組み、アクションしないといけないということですよ(‘д‘ )。

 

恋愛においても、この「リスクを管理する」ということがとても大切だという出来事にたびたび遭遇しているはずです。好きな子の前ではウジウジしてしまうというアレ。原因は感情とか気持ちです。大多数の男は勇気ある思い切ったアクションが取れません。失敗が「恐いから」です。当たり前ですがこういう男は例外なくリスクが取れません。女の子の前でアグレッシブに行動したり、勇気をもって告白したり、というアクションはリスクがデカ過ぎて割りに合わないと。ドキドキするあの感情が恐怖を生み出し、ムリムリムリ、と。そう判断します。

はたからこういう場面を見ると客観的にダサいと思いますが、その渦中に入るとやっぱりテンパるものです。だからこそ、堂々としているには「リスクを管理する」、つまり「自分のマインドをコントロールする」必要があるのです。

考えてみてください。

恋愛において上記のようなリスクは本当にデカ過ぎて割りに合わないでしょうか?

女の前でかっこつけてスベッタリ、頑張ってしゃべってもいまいち女の子がノリが悪かったり、から回ったり、イケるかわからないけどアプローチしてみたり、それらはリスクなのでしょうか??

仮にうまくいかなくても何を失うのでしょうか?

メンツですか?

物事の全体をみると、たとえフラれたとしても、彼女が意識しはじめて、真剣に男を観察しはじめるかもしれない。何回もトライして彼女が心の扉を開き始めオッケーに繋がるかもしれない。もし結果ダメでも、気にせず次に行けばそれは自分の人生に戻るだけで、何より男としての経験値が増えて次の成功確率が上がるなど、男らしく振る舞う限りトータルでみるとプラスになっているでしょう。

恋愛はそういう風に現実的に論理立てて考えるとき、フリーランチと考えることができます。リスクを取っているようでリスクなどないのですから、この恋愛の感情バイアスを正しく補整して積極的にリスクを取っていくべきです。

恋愛においてこの恐怖を乗り越えて、コントロールすることこそ、真のリスク管理なのです。

 

ここで、冒頭に述べた地政学や戦略学を研究してる人たちと同じ結論に達します。

統計的に分析して、恐怖心を克服して、感情を制して、時には相手の感情を利用して、リスクを取る(積極的戦争ではなく、お花畑は存在しないという意味)。

世界はリスクテイクでうまく回る。

恋愛も、

「なにもしない、という選択肢はない」

「戦略は人の感情を考慮してこそ、現実的」

積極的にリスクを取っていきましょう!

 

「成功したら加点、失敗したら減点なのか?ちがうよ。元に戻るだけだよ、一歩手前に♪」

 

☆やじろべえ☆

 

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