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恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

男は下半身を鍛えろ

 

前回健康について話しましたので、今日はその続きを少しばかり。

健康の基本になるのは、これまでブログで何度も言っていますが、食事・運動・睡眠です。こう言うとボディビルダーみたいですが、肉体を大きくしたり強く早くしたりすること、そして身体をケアしたりするのも、結局そういう基本に依っています。使うこと、吸収すること、休むこと、この繰り返しでメンテナンスしながら理想に少しづつ進んでいく。

さて、この健康というところに「男らしさ」をプラスして考えると、どうなるでしょうか。

男らしく+健康でいるには、ただ健康でいることと、どんな違いがあるのか?という点です。

ここで、いわゆる「健康を至高なもの(健康以外はいらない)」ととらえている人と、「男らしくなるのが目的で、健康はその必要条件」ととらえている人では、その方法論がだいぶ違います。最終目的が違いますから、そうなります。

健康でいたいと考えるのは男性よりもむしろ女性の方が多いかもしれない、加えておじさんおばさんも健康を望む気持ちは社会の現役世代よりも強いでしょう。逆に20代はもとより30代40代の男性というのは、健康を意識することすらないでしょう。

一方で、「男らしく」というのは20~40代の男性には不可欠なテーマです。

もうここで違いがある。

そして、健康と男らしさ、(女性なら健康と美)ここにはつながりがあります。

世の中でイメージ付けられている健康と男らしさ、そこで重なる部分とそうでない部分を整理していきたいと思います。

 

一流のアスリートの生活習慣は、必ずしも健康的とは言えません。強い負荷をかけるトレーニングをして身体を追い込んで、競技にもよりますが食事もたくさんとる必要がある、身体を大きくするために、です。そして、大きな試合で感じる精神的なプレッシャーも相当強い。実際にアスリートの平均寿命は長くはありません。

「オーガニックで体に優しい」とか「ストレスフリー」というような生活とは無縁の人々なのです。

一方で、世の中のサラリーマンのような生活習慣はもっと悪い。デスクワークで座りっぱなし、食事はコンビニやファストフードで手早く済ませる、残業残業で寝る時間がない、健康に気をつかう暇や体力が残らない、というのが実情でしょう。体が資本のアスリートと比べると身体メンテナンスの重要性が低いのでそれはそうなるのです。

このようなサラリーマンの方々は高度経済成長を支える、そんな時代から世の中に貢献してきた人たちです。日本経済を回していく上で、ぼくなんかより立派に貢献して来られたでしょう。しかし、会社や社会に貢献する分、男らしさという点では多くの犠牲を払っているというのが現実でしょう。確かに、健康と男らしさは繋がっているのです。

アスリートは過剰に身体を酷使していますからしんどいですが、サラリーマンは身体を使わなすぎて不調が出る。身体は動くことに最適化されていますから、動かないと一気にガタが来るのです。これでは男らしさどころではありません。

 

さて、男らしさを担保する要素はいったいなんでしょうか?

テストステロンです。

そうです、みんな大好きテストステロンです。

テストステロンを増やす生活習慣を心がければいいのです。

(ここで、長寿ではないが男らしい、それがアスリートというところに繋がってきます。)

テストステロンを増やす食事、テストステロンを作る臓器を元気にする栄養素、を多めに摂取する、ということになります。

となると、食卓には動物性食品が増えてきます。肉や魚や貝を”多め”にすることになります。健康志向の人にとっては肉はあんまり・・という方もいますから、ここで健康至上と男らしさ至上ではぶつかってしまいますね。テストステロンを追い求めると体内のタンパク質やコレステロールニーズが上昇して、たくさん食べないといけない。でも、それは健康的には悪いと世の中では考えられています。そんなものを多めにとると腎臓に悪い、肝臓を疲れさせる、というような反論が飛んできそうですね。

次に、運動です。

テストステロンと筋肉量の関係はすでに知られるところと言えるでしょう。

筋肉の量、バランス、速筋遅筋、体幹、など色々な要素が関係しますが、筋量は少ないよりは多い方が健康には良いでしょう。筋量は新陳代謝や血流や体温につながり疲れにくさ、メンタルバランスに影響します。

運動して汗をかく、身体の熱量を増やす、血流やリンパの流れを良くする、というのはデトックスにもとても良いですが、世の中の健康を叫ぶ人たちにはどうもこの部分が弱いようにぼくには感じます。そりゃ食に気を使って身体に悪いものを排除するのは重要だけど、運動習慣でデトックスのほうもやればいいんじゃない?と思うのです。

現代社会で悪い食を排除するというのは相当難しい、どう頑張っても家庭に入り込んでしまいますから、出す方に心がけてその機能を高く保っていくほうが考え方としても柔軟です。そうやってせっせと運動しているとデトックスだけでなく、テストステロンも上がるというわけですから、一石何鳥です。

これが健康と男らしさがバッティングする例です。運動で疲労や活性酸素が···、ということを気にしてしまうと、これまた健康と反するという考えもあるでしょう。でも男らしさの話に戻ると、そうやって少し強度の強い運動を習慣にするなら常に高いレベルの男性ホルモンを維持することになるので欠かすことはできません。

そのあとは、休息です。

これまたボディビルダー的なる話ですが、休息をとって筋肉を休める、睡眠をとって筋修復を促す、ということですね。これが筋肉のみならず身体機能全体で、鍛える→修復するというサイクルで心身ともにメンテナンスされます。実際に、睡眠が少ないとテストステロンが下がる実験はたくさんあります。というか、睡眠不足だと疲労が抜けないし、やる気がおきないわけですから、男らしさもクソもないわけです。人間は寝貯めは出来ませんし、無理して徹夜をずっと続けて、そのあとまとめて寝るというのも、ダメージは完全には回復しないですから、やはり習慣の組み立てです。

睡眠が少ないと自制心が大幅に下がり、食事コントロールも運動のためのやる気も激下がりで、習慣が一気にくずれます。

疲れにくく、太りにくい身体には、その土台に睡眠があるということですね。

 

さて、ここまで生きる上で当たり前の話をしてきました。

そして、この食事運動睡眠の目的は、健康ではなく「男らしさ」、各種健康診断の数値の良好ではなくテストステロンの爆上げです。「男らしさ」という目的地にたどり着くにはどうしても「健康」というルートは通らないといけないのだから、健康の話もひとしきりやりますが、(だから健康習慣が大事だよという当たり前の話を、男らしさ系の啓発ブログやYouTubeはみんな語っている)健康に関する当たり前の話をするのはそういうことなのです。

タバコを吸って、酒を浴びるほど飲んで、徹夜で仕事をして、という男らしさの像はマーケティングの産物で社会のイメージでしかなく、実態はそうではありません。当たり前の健康に気を付けましょう。

 

さて、男らしさを考えるならもう一歩進んで、筋トレの鍛える部分についても考えましょう。

それは下半身です。

下半身は筋肉量が多いうえ、テストステロンの分泌増に直結しています。テストステロンは精巣でそのほとんどを生成されますが、その意味でも下半身のトレーニングが何らかの重要な影響を与えているのでしょう。

男性機能を高レベルに保つ上では、下半身筋トレが優先順位のトップに来ます。

 

・・・と、これで話は完結です。

みなさん、スクワットしてテストステロンを分泌しましょう。で、終わってしまう。。

 

そうです、話は至極単純なのですが、これを継続してやることに難しさがあるのです。これが、男らしさを達成できるかどうかの分岐点になる。

まず、筋トレをするのがめんどくさい、時間が取れない、という理由です。

その次が、胸や肩や背中といった人気部位に比べて地味、脚は筋肉痛がひどい、ということもあるでしょう。筋トレはやるけど、脚はあんまり、と。

こうやって、後回し、立ち消え、になってしまいます。

 

結局、科学的なエビデンスがとか、テストステロンがとかの理屈も重要ですが、それよりもそれを習慣化する方がよりもっと大事、ウサギと亀の亀さんのように遠く高くへ行けそうですね。歯磨きや呼吸のようにスクワットを習慣化しましょう。

それで、毎日15分ぐらいのスクワットからはじめて、重量へチャレンジしたり、パンプを味わったりして、なんとか習慣化しましょう。

お金をつぎ込んでサプリを買い込んだり、身体を変形させたり、所有物を増やす必要もなく、家でせっせとスクワットすればいいのです。簡単な話です。時間と労力、やる気と目的意識さえあれば男らしくなれる。こんなに簡単な方法が、科学的なお墨付きを獲得しているのに、みんなやらないんだなあ。お金が無くても、器具が無くても、公園へ行って、階段上って、ひたすら下半身を苛め抜いてください。なんなら外へ行かなくで家でもできます、朝一に15分スクワットやればいいじゃないですか。

いい男とは、下半身が発達してる男なのです。

 

前回は、自分だけの健康法を探せ、そのプロセスから人間力そのものも鍛えて一石二鳥だと言いましたが、今回は下半身を鍛えることで健康と男らしさを手に入れる一石二鳥だというお話でした。

 

やじろべえ。

 

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