モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

便利な時代はより高度なディシプリンが要求されるーモテ格差の原因はここかもしれない

現代のようにインターネットが発達してきた結果、そこから金融のあり方、人間の生活そのものまでも大きく変化して来ました。

AMAZONなどのBtoCでポチっと食べ物を購入できたり、YouTuberの出現にみてとれるように動画配信のインフラが発展し、小学生でもスマホからポルノを漁ったりできる時代になったわけですね。

このように、時代が変化し環境が大きく変わってきました。

しかし多くの進化生物学者によると、人間の原始的な脳の構造は変化していない、テクノロジーなどなかった時代、お金や電気すらなかった時代、マンモスを狩りに行っていた時代となんら変わらないんだと言われています。

もしそうなら、人間の脳の本質的構造は何も変わらず、結局原始時代の脳はそのままに環境に対しては「置いてけぼり」になっている、ということになりますね。

脳は原始のまま。

なのに生活様式は科学技術の先端時代にいる。その原始から近代を超え現代社会の環境までの急激な変化がありながら、身体がついていけずあらゆるところで拒否反応を起こす。というロジックです。

これが現代特有の弊害です。

 

この弊害をモテるという文脈で考えると、 

ぼくはこの「拒否反応」こそが「非モテ」という現象であると解釈しています。

 

体内にもろもろの異物が入ってくると、普通体は拒否反応を示します。

臓器移植したり、或いは強い薬を投与すると、体がそれを異物だと認識するので体調がものすごく狂います、それと同じで身体に適応しない外部要素は、不調をきたす。

冒頭で述べたように時代が発展してぼくらがいろいろなものを簡単にインプットできる時代になってくると、実はこの問いはより重要性を増しています。

特に、脳が取り入れるモノが何かによって、その影響は大きいのではないか?

というのが今日の記事の問題提起ですね。

そしてそこを押さえれば、いろんなことがクリアに見えてきます。

 

身体に異物が入ってくるから正常ではない反応が起きるが、インプットを正常なものに変えれば ” 自然 ” と正常に戻る、ぼくはそう解釈しているのですね。

そしてその解釈とおりに実行するならば、モテの達成もさほど難しくはないということに言えます。

だって、自然現象なのだから。

 

これを、健康面へ発展させて、体調不良だとダメだね、だから筋トレしながらも、代謝を上げていこうよ。毒を出しながら、自分自身の身体に不調をきたすものを特定して、食生活から排除していこうよ、というのが前回の言わんとしていたところです。

身体に異物を入れない。

この、身体の健康という側面からのアプローチでした。

 

では、精神的な面はどうなのか?

これは、脳はどうなのか?という問題とイコールです。

心が人間のどこにあるのか?という心理学的なる問いは、もはや脳科学と切っても切れない関係があるからです。

脳の動きで感情が測定できるし、薬物投与や電気刺激を脳内に与えるとある種の情緒が生み出したり操作できることになっています。

 

逆に言うと、人間が快感や充実を感じるための脳の状態があり、その状態を達成するために何をするべきか(=何をインプットするべきか)、があるということになります。

 

以前、「スーパーサイズミー」という監督自らが一か月間マックのビッグサイズのバーガーだけを食べて過ごすというドキュメンタリーがありましたが、結局肥満になるだけじゃなくて、躁鬱、性欲減退、肝臓の炎症という「心身において」多大なる影響が判明しましたが、ぼくはあの結果は当然だと思いますね。

結局食べたもので人間はできているわけで、いろんなものを食べる、食べるものがひとそれぞれバラバラ、それなのにたどり着く結果が同じ、統一の同じ実験結果が発生するなどということが起こり得るでしょうか?起こるわけもありませんね。

その「人間は」というのは、脳も神経系も臓器も血管もそこに包含されていて、それらはインプットされたもので構成されるしかありません。論理的に、インプットで人間が作られる、といえます。

「インプットで人間が作られる」

という一言が意味するのは、何も肉体的なものだけにとどまりません。

思想的、精神的、仕草や習慣、といったものも、何と接するか(=何をインプットするか)ですべてが決まってくるというのは、なんとなく感覚的に理解できますが、それらは脳を出発点としているからです。

「朱に交われば紅くなる」わけですね。

 

さて、何をインプットすべきか?

となったとき、今言ったように、食べ物はもちろんその項目の中に入っているわけですが、認知として脳にインプットされていくものの是非をぜひとも考えなければいけません。

 いつも口を酸っぱくして言っている「学習」という面です。

これは、何を見るか聞くか考えるかという材料が、脳内回路に影響するからです。

 

例えば、純粋な中学生が

「オナニーは体に悪いですか?」「エロ禁は意味ありますか?」

という質問を知恵袋などで投げかける時、

悪い大人たちが、

「オナニーは定期的にしないと体に悪いよ」と煽ったり、

「エロ禁みたいなアホなことは止めて、もっと青春楽しもうよ」という、

悪魔のささやきをしているのを見て、

ぼくは本当に若い有望な未来がぶっ壊れていくなーと大きな失望を感じています。

だれでもそうですが、人間は易きに流れやすい。

確固とした確証と、それを支える後ろ盾があってはじめて困難に立ち向かえるのに、耳をくすぐるような自分の本能的な欲を支持する甘い一言に多くの少年たちが飛びつき、「よかった~、じゃあネットポルノ見よう」と、スマホをいじりだす姿が目に浮かびます。

すぐさま、脳に影響して精神に影響して、立ち振る舞いに作用して、非モテのにおいがプンプン漂うことになります。

ポルノを見る ⇒ 脳への悪影響から、⇒ 非モテ

という流れ。

それは、因果がはっきり名言されないまでも、あらゆる研究により明らかになっているじゃないかと思いますが、決定的に重要なポイントとして、

多くの真実というのは、大人の世界では不都合な真実として表に出てきません。複雑な大人の事情が絡むからですね。ポルノが悪い、オナニーが悪いとなると、業界内のどれだけの人々が割を食うでしょうか。

世の中は大衆で構成されているのですから、世の中になかなか真実は出てこない、その歪んだ”真実”を多くの人はもろ手を挙げて支持するという構造がある、その辺を前提としてものを考えなければなりません。 

 さて、研究の話ですが、真実を見る準備はできたでしょうか。

 

diamond.jp

 

さすが、橘先生らしい「切り口」ですね。彼の文才もさることながら、この、事象をどの切り口で切り取って議論をどの方向にもっていくか?この才能が、彼が支持されている所以でしょう。

この実験によると、

「身体的な体験をともなわなくても、ただ考えただけで脳は変化するのだ。」

ということのようです。

そしてその「考えただけ」という動作は、脳の報酬感受性に関係した領域における灰白質の減少と関連性があることが発見されており、ことにポルノにおいては、

” 灰白質が減少すれば、ドーパミンの量もドーパミン受容体の数も減る。「ポルノの習慣的な使用は多かれ少なかれ報酬回路をすり減らす」のだ。”

と結論しています。

 

脳がそういう影響を受けるらしい、

というレポートに対して、

「だから何なんだ?」

ということを我々は自分で結論しなければいけません。

この”解釈”の部分において、ひとそれぞれ結論が異なるでしょうが、ぼくは「ポルノ、ダメぜったい」と考えたわけです。

まあ、酒も甘いものもたばこも運動不足も、身体に与える影響はあるけど、それをみんな排除してパーフェクトな生活を皆ができるわけではないことは知っていますし、ひとそれぞれ決めればいいことですが、

「非モテからの脱却」

という視点においては、「ポルノ、ダメ絶対」は避けては通れない。

 

この脳の変化が、コスパに見合うのか?人々がいう「成功したい、成功したい」を助けるのか?モテることに寄与するのか?

ここを判断しなければなりません。

 

橘先生のブログでも示唆してある通り、そういう刺激に慣れるともっと強い刺激を求めるようになります。脳がそう要求するからです。

そして、ある20代女性の告白から見て取れるように、その脳の変化は現実世界において性がその役割を正常に果たさなくなるという結果を生みます。

目の前にそういうものがあっても興味を示さなくなる。

気もそぞろ、心ここにあらず、の状態です。

少し野蛮な言い方かもしれませんが、男が女を獲りに行く、その過程において気もそぞろで果たしてそれを獲得できるのでしょうか?ここはぜひフルコミットしたいところです。

それは原始人が、巨大のマンモスを狩りに行くとき、アドレナリンドバドバの戦闘状態じゃないと何かを成せないのと同じで、それだけの覚悟と集中力をもってしないと何も得られない、それどころか命も危ない状態です。

この女性ががっかりしているように、脳の変化は男が女にコミットするエネルギーを大きく削り取り、草食にしてしまうのですね。

一連の研究結果を、橘先生は「男子劣化」と解釈しました。

 

脳の変化、

ということについては、こういう研究や報告もあります。

 

logmi.jp

 

www.sekaihaasobiba.com

 

上の記事はよくまとめられたブログです。

さすが、読者も多い。

 

この脳と性の関係性示す二つの記事の中で、「モテ・非モテ」というテーマに直結するところを抜粋するとこういう文章に注目できます。

「うぉなにーにより過度なドーパミンが分泌されると、充実感の感情を発生させる 「A10神経」のドーパミンの受容体の働きが悪くなって、何に対してもやる気が起きず、無感動で無表情で無気力な人間になってしまう。」

「米南アラスカ医科大O.エドワード博士らの研究によれば、自慰行為により脳細胞が部分的に死滅することが確認されている。うぉなにーの終末期において、脳内にドーパミンなどの脳内麻薬物質が大量に分泌されることにより、脳細胞が壊死するものと推測されている。 10歳からしごきまくっていた22歳の被験者の場合、脳細胞の約13%が死滅していたという。」

「研究者たちは、性的興奮に関わる脳領域へと血流が方向を変えてしまうことと、私も引き合いに出しているように、ポルノには「詳細な精査が必要ないこと」が血流低下の理由であるとしています。先ほども言ったように、情報処理が必要な内容なんてほとんどないですからね。研究者たちはまた、視覚野が不安に関係した脳領域であることにも注目しています。つまり、性的興奮は不安状態を引き起こす可能性があることを示唆しているのです。セックスは良いもの、不安感は悪いものです!」

 

・無表情で無気力

・脳細胞の壊死

・脳内の血流不足+視覚野が不安に関係している、不安状態 

 

まさに非モテ男の状態そのものじゃないですか?!

 

ぼくはある男性が女性を前にして、上記のような状態になるのが理解できませんでした。

極度に緊張、もちろん相手の目を見てしっかりじゃべることなどできない、キョロキョロ挙動不審で意味もない動作が多用され、オレの武勇伝か失礼なツッコミという面白くもない話題が展開される。女性と一緒に時を過ごせるその大切な時間、そこに計画性はなく女性は時間の無駄を嘆く。

街に出てよく観察してみましょう。

驚くほどこの非モテ状態に符合する男たちがウジャウジャいることでしょう。

なるほど、ポルノの影響に関する対照実験において、

「サイモン・ラジネス博士は、インターネットポルノの影響を、大学生程度の男性を対象にコントロール実験(対照実験:結果を検証するための比較対象を設定した実験のこと)を行おうとしました。しかし、それは不可能だったのです。ポルノを見ていない男性を見つけることができなかったのです。比較対象となるグループがいなければ、コントロール実験はできないですね。これは、たとえば皆10歳でタバコを吸いはじめるのならば、タバコを吸う人が肺がんになるリスクが高い、という結果を持ち出すことができないのと同じですね。」

という事実が突きつけるとおり、

町中のほとんどの非モテは、ポルノ中毒です。

そう、断言できる。

 

そしてその「ポルノ、ダメゼッタイ」は、実際の禁欲生活とセットに実践してはじめて意味を持つでしょう。

高度に発展した現代社会。

少年でも、スマホで簡単にエロ動画にアクセスできる時代。

幸か不幸か、こういう自由が広がった時代には主体的に情報の価値を確かめて、自分で判断して、強い意志をもって実行していく人間しか、何かを達成できないのですね。

 

『原始的な脳だと仮定すると、ポルノを取り入れると身体は不調をきたすのか?』

 という側面からの切り口が、今日のテーマでしたが、

答えはもう明らかですね。

異物を取り入れていたら決して非モテから脱出できない、モテることなど永遠にあり得ないのです。 

 

 

 

やじろべえ。

 

 

 

 
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