モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

女が男にモテを感じる、その瞬間のメカニズム

 

さて、今日は女は男のどこに惹かれるのか?

という問いの復習をしてみたいと思います。

人生論ももちろん重要な根幹を成しますが、こういうモテるためのダイレクトな話がみんな大好きだということを、ぼくは知っています。(・∀・)ニヤニヤ

 

いわゆるメカニズムの話ですが、普遍的な何かと言い換えてもいいでしょう。

意識せずとも、気が付いたらいつのまにか自然にそうなっていたというような状態を生むものを、意図的にデザインするお話です。

これは、ぼくら男は女が大好き、好きなこのまえではドキドキしてダサくなってしまう、なぜか自己アピールがオレがオレがなっちゃう、でも女を求める、そういうメカニカルな領域で、普遍的。(そうじゃないみんな、ごめん。)

だって、人間だもの。

人間らしさを追究すると、メカニズムに言及するのは、避けては通れませんね。 

んじゃ、考えていきましょう。

 

この

「あなた方はいったい、男のどこに惹かれるんですか??」

という類の問いをダイレクトに女子にぶつけると、んー、なんとも抽象的な答えがいつもながら返ってくることでしょう。

「男らしい」、「清潔感」、「やさしさ」、「おもしろさ」。。

 

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(『TENGA Global Self-Pleasure Report 2018』より)

 

これはブログ内でも何度も言っていることなので、もう耳タコすね。

 

では、この同じ質問を現在進行形でモテている男に問うとどうなるのか? 

つまり、「あのー、どんな男がモテるんですかね? あなたがモテているのは、いったい何に寄るのですか?」と問うとどうなるかというと、もっとひどいことになって、

 

「わからない」

 

が答えとして返ってくる。

 

????……

なぜなら、まあなんだかんだ言うても、長嶋監督のように「来たボールを、スーッとバット引いてパンと出す」というような、背後になんの理論もない感覚に頼った、再現性のない答えが返ってくるのは、もう相場が決まっているのです。

だからしつこく、なんでなんでと聞いてWHYを掘り続けても、何も得るモノはありません。

「スーッとかわいい子に近づいて、サッと仲良くなって、いつのまにか惚れられてたよ」と。

「自然にやればうまくいくから」というのはそりゃそうなんだけど、それができないから聞いてるんだよ、

「いやいやまずナチュラルにやるのが先立って」

いやだからそれができなくて、、というトートロジーに陥ってしまう。 

他人に頼っても手ぶらで何も得るものが無い、という人生の難しさにぶつかって途方に暮れる。

やっぱり他力本願じゃあダメか、ということで自分で何とかしようと心に決める。それが読者のみんなでしょうか。

そこで、ぼくらはモテるために何かをしなければ、と「自分の頭で」必死で考え始めるわけですが、

ここで重要なのが、

「モテるために」

と今設定したように、

われわれの無い経験と無い頭をフル回転させて考えるこのプロセスとは、何かの「原因」探ったりそれを作り出そうと必死こいている営みなのだ、

という事実にまず注目したいところです。

そう、何か確固たる原因があれば、そこに適切にアクセスできれば、あとはそれ相応の結果がおのずと付いてくるはずなんだ、という信念のもとにそうしている、自覚的か無自覚的かにかかわらず結局ソコなんだということです。

 

これは単純な、原因と結果の法則で、至極真っ当な取り組みです。

 

少し考えてわかるのですが、

女子が言う、

 

男らしい

清潔

やさしい

面白い

というのは、

 

原因でしょうか?

それとも

結果ですか?

 

……

そう、それは結果なのですよ。

 

何らかの原因があるから、女子の中で「面白い男ね」という感情がそういう評価が、

” 結果として” 発生しているに過ぎません。

じゃあ面白い男になるための原因はなんなのか?

ぼくらは原因と結果という当たり前の法則を知っていながら、生活の中で遭遇する出来事の中で因果を特定して、それを的確に操作し、自分優位のストラテジーとして運用していくことがほとんどできません。

多くの人はこの因果の構造を正しく認識する、その最初の段階でつまづいてしまいます。それでもやっぱりみんな結果が「欲しい欲しい」わけですから、因果あべこべのままがんばってしまう。いきなり結果を手に入れようと欲しがりがすぎなどうしようもない生き物なんですね。

が、

ぼくらがどう感じようと欲しようと、さらにはいきなり結果を出すべくがんばっても、そもそも「法則」から外れているわけですから何かを達成できるはずもありません。

原因と結果の間の、最も重要な「プロセス」がすっぽり抜け落ちているのですから。

結果をすぐに求める人が、分野を関係なく時代を問わず成功しえないのは、そういう法則を無視して短期的な果実をひたすら追求しているからなんですね。

 

モテを原因と結果で考えると、

女子の目がキラッと輝き、ほほが緩み、好意をガンガン送ってくるのはなぜか?こういう女子の感情発生の直前に何が起きているか?、これを解明しないといけません。

原因と結果の、原因の方です。

 

で、です。

もっともシンプルに女子がときめく瞬間をずーーっと観察するなら、

そのサンプルを大量に収集すると、

原因とは、男性のふとした仕草であることがわかります。

そう、

「ある仕草」

なのです。

 

ここであらかじめ残念なお知らせをしておかなければなりませんが、

「この仕草とは何ですか?」

に直接的に具体的に説明することはしません。

,,,,,,というかできないのですよ。

 

なぜなら、すべて事象は depending on the situationだからです。

(ご承知のように、モテる仕草トップ5のような寒い話はここには存在しません。フーッ、安心。)

 

ところが男の何気ないクールでセクシャルな仕草が、原因として作用し、女にポッ♡という感情を強力に発生させている、そういう原因⇒結果があるのです。

これが現実です。

マジで強力なパワーがあります。

 

ということはぼくらの命題は。

男のモテ仕草、女が魅力を感じる瞬間、その間の因果やロジックをを突き止めなけれいけない、ということになります。

 

ここでもう答えを言ってしまうと、

重要な前提として女のいい男選別アルゴリズムの仕組みは、

「目に入る男のちょっとして仕草を起点として、男の全体像、パーソナリティーから生い立ち、将来性、恋愛をしたときのシミュレーションに至るまで、それらを大きく想像を膨らませてしまうように出来ている」

というものがあります。

そしてそのすべてがプラスの想像であり、想像上の王子さまに欠点などはひとつもありません。

こういう女性の認知機能は、逆に言うとこれまた厳しい現実ですが、第一印象が悪い男のそれを何倍にも増幅させて、とてつもないキモい男に(本当はそうでないかもしれないが)仕立て上げてしまいます。

彼女たちの想像の中では相当危険なストーカーとかキモイオタクになるということですね。

これは彼女たち自身が世に溢れる非モテキモストーカー男から身を守るために致し方無いことなのです。

男選別アルゴリズムは、=増幅器

と覚えておいてください。

 

しかしこれは女に限ったことではありません。

実は女も男も人間であるなら、脳の構造的にそういう想像が入り込む余地が多分にあるということを認めざるを得ず、脳は獲得した断片的な情報を自分で補って一つの事実として認知するわけだから、ストーリーを作るのが脳の仕事で、これがわれわれの日常なのだということなのですね。

この脳の機能を理解したうえで、そしてその女子の自分勝手にストーリーを仕立て上げる癖に寛容さを持ちながら、ぼくらは何をするべきか?

 

ここもバランスが必要ですが、ぼくらは人々が想像力が発揮されるきっかけになってあげればいけない。物語を自分で紡ぐ「手伝い」をすればいいだけなのですね。

 

「他人をコントロールすることはできない、だから自分が変わらないといけない」

そうだろ?というフワッと精神論が聞こえてきそうですが、これは半分正しく半分間違っています。

 

女性の中にある、ぼくたちに関する脳内イメージをすべて把握し、コントロールすることは不可能ですが、逆に、ひたすら「自分のことだけ」、女子にはなーんも影響できないんでしょ、だからそれは知らん、オレはオレらしく、とシカト決め込むのも違う。

 

起点、きっかけ、材料提供、お手伝い、

そこに注力する。

これらはぼくらに可能なことだし、それこそがやるべき A to Z なのです。

 

学生時代の同級生、あいつが結婚するらしい、嫁さんはそうとうべっぴんらしいぞ、

と聞くととんでもない美人を想像しますね。

北川景子似らしいぞ、などと聞くともう想像が止まりません。

あるいはナンパ師などもそうですが、第一印象の感覚を頼りに3秒ルールで突っ走るわけですが、これは想像力の賜物なのです。第一印象で声をかけて、食いついて会話を展開し、お茶を飲みながら相手の引き出しを開けていく、ナンパ師の脳内ではポジティヴなストーリーが展開され、次の最適な一手が次々にはじき出される。まだまだその人の何を知ったわけでもないのに、そう信じて。

このプロセスで彼らは自身の脳が認知情報の不完全な面を勝手に補完していきながら、想像の「いい女」に期待を膨らませているのです。

やはり、そのいい女に声をかけるには、第一原因があり、ナンパ師がいい女を認知する「元の材料」があった。そしてこの材料はほかでもないその女が提供したわけで、そこには背後に彼女たちなりの努力の跡が原因として存在していたわけですね。

 

想像の起点になる「仕草」

これには、反応、目線、声色、間、身振り、コトバの強さ明瞭さ、笑顔の質(作り笑顔かナチュラルか)、というあらゆる行為が包含されていて、些細な言動のその下に無数の無意識や習慣や、筋肉神経系の働きが関係しているわけですね。

人間が意図的に考えて決断して行動する背後には、膨大な意志力が毎秒ごとに費やされていることが実証研究で明らかになっているわけですから、女子の前でいいとこ見せるべく、この無数の変数をバランスよくコントロールしようなどと言う試みは、世界中で起こるバタフライエフェクトを完璧にコントロールするようなもので、まさに天才的な経済学者たちがマクロ経済学とミクロ経済学を融合し完全経済を実現しようとするぐらい、無理ゲーなわけですね。

こんなの、意志がすり減ってしょうがない。

努力のわりに、何のリターンもない。

こういう無理ゲーにまんまと乗ってしまっている男が、女子の前では頑張って、そうじゃないとこではそのいい男スーツを脱ぎ捨ててしょうもない素の自分に戻る、そんな二面性のある男と化してしまうんじゃないかなと思っております。

さらに、主体はいつも女子の反応で、顔色を伺うことが行動原理なわけですから、そうとう疲れるだろうな、ということは想像に難くありません。やはり男らしさに不安定を抱えている事、メンタルがどこか弱い、その弱さがひょっこり顔を出しがちで、伸びシロが無いのです。

これが、異性ウケを狙う、モテ仕草を集積する男女の限界で、わかっているけどできない、頑張るけど結果が出ない、実態です。

 

さて、ここから導き出されるのが、その仕草の完成度で、この完成度を左右するのが「自然さ」ということになりますね。

それはモテをがんばる己がすり減ることなく生き生きとして、またそいつの対象となった相手の女子もさわやかに素敵な時間を共有できるという二重の意味で有用な気質です。

そう、これが本当のwinwinなのですよ。

ぼくが口酸っぱく、

「何を言うか/するかではなく、誰がするかだ」

というメッセージの根拠なのです。

 

さて、自然さの重要性はよーくわかった。

そのメカニズムもわかった。

だけどできない。。。

 

それはなぜか?

という疑問も当然同時浮上してくると思われます。

 

ですよね?

 

この疑問に一言で答えると、

「頑張っているのにそれを邪魔するもの、足を引っ張るものがあるから」です。

 

がんばればがんばるほど、ドツボにはまって空回り、

ということがありませんか?

 

一時期、阪神タイガースの藤波がストライクが入らない、バッターの頭に危険求当てて退場、頑張れば頑張るほど酷くなる、ということがありました。そうなるともう精神的にボロボロでマウンドには立てないボールは投げれない状態になります。

今となっては、フォームの歪みが原因だということにたどり着いたわけですが、当時はなぜこんなに不調なのか、あの高校時代の輝きはどこへ行ってしまったのか、いろいろな憶測を生みました。

「下半身が弱い走り込みが足りない」、「女性問題か」、「メンタルの不調を忘れるほど練習へ打ち込め」

などと表面的な解決策が語られましたが、どれも「邪魔するもの」ではなかった。

だからがんばってもがんばっても結果は出ません。

横綱で惨憺たる成績の稀勢の里にも言えることです。

がんばる気持ちは人一倍、でもそれを邪魔するものがネックとして挟まっている限り、歯車は設計通りには回らないわけですね。

この邪魔になるものを的確に特定し、取り除かないといけない。

 

藤波は、

不調とそれにつづくメンタル疲労を

「一年目の先発ローテーション入りの疲労からくる身体のズレ、フォームのズレ、技術的な問題である」と特定して

時間をかけて心身を元に戻す方法を取りました。

メンタル不調  なぜか?⇒ 頑張っても頑張っても制球が乱れるから それはなぜか?⇒ 身体の歪みで、そもそも正しく投げられていない

というように因果を特定していったわけです。

  

ぼくらがびっくりする美人を前にして、なぜか「失敗への恐れ」「不安」「恥」

などの感情の揺らぎが、いつにも増してジワリジワリと湧き上がってくるのはなぜなのか?

 

なぜ失敗を恐れるのか?

強気なチャレンジ精神の欠如、長年の安定志向から抜け出せない、人と違うことをしたらダメ/新しいことをして失敗したら最大の恥という日本文化や教育の弊害 

 

いったい何に不安があるのか?

近視眼的でマクロでものが見えない(つまり「死ぬこと以外かすり傷」という考えができない)、見えないものに不安がある/確実に見えていないと行動できないという反射的な反応、その根底にある思考パターン

 

過度なナルシスト、なにか失敗してもみんなが楽しければいいというサービス精神が足りない、余裕がない、実力がないのに見た目はしっかり見せたいというくだらない見栄、普段はディシプリンも無くだらしなく生きてるのに本番では結果がほしいという甘い考え、

 

などなど、もうブレインダンプすればいくらでも出てきそうですが、

要は、それらをまとめて心理的な負の側面となっている「根本は」なんなのか?

というもので、 

心理面という領域からいったん離れて、遠くから自分を見つめないといけません。

 

ぼくが強く自信をもって言えるのは、

心理的負の側面は、もちろん身体的不調から来るんだ、ということ。

この点でデカルト先生にはどうしても賛同できないわけですね。

メンタルが先ではなく、フィジカルが先。

そこに原因を見出すべきなんだよ、というのがぼくの持論です。

それは藤波の場合と同じように、さらには落合監督の「下手だからもっと練習しろ、巧くなれば不安はない」という名言通り、前後関係、因果関係が問題なのです。

もちろん次郎丸のようにメンタルトレーナーが付いて、わけわかんないけど半信半疑でやってたらメキメキ結果を出せるようになって、大舞台で一躍有名になる、そういうメンタルタフネスの成功ルートがあることも否定しません。

でもこれは、前提条件がすでに整っている人にのみ機能する話、だから非モテ問題というのはメンタルトレーニングでも、モテ仕草の勉強でもなく、身体的機能の回復の問題なのだと再度強調したいところです。

藤波選手が不調の時、「下半身が弱い走り込みが足りない」、「女性問題か」、「メンタルの不調を忘れるほど練習へ打ち込め」、などと的を外した批判やアドバイスをしたり顔で言っていた人々が大量発生したわけですが、成功を阻む真の「邪魔もの」とは、練習に取り組む姿勢とか私生活の煩い事という心の問題ではなく、フォームが崩れたという身体操作という問題に起因していたわけですね。

走り込んでも、女性と別れても、球数投げ込んでも、むやみやたらに筋トレしても、球団を変わっても、メンタリストから指導受けて楽天家に変身しても、当たり前ですが結果は何も変わりません。

因果をつかみ損ねているからです

 

それは、

「我々の直面する重要な問題は、その問題を作ったときと同じ考えのレベル解決することはできない。」

とアインシュタインが言っている通りで、表面的なテコ入れでなんとかなる話ではありませんでした。

 

ぼくらも「仕草」をなんとかしたい場合、同じレベルで、同じ取り組み方で、なんとかなると考えるべきではない。

その意味で、運動しろよ、食事に気を使え、筋トレしろ、禁欲は当然だぞ、もちろんエロ禁してるよね、ということが「最低条件」なのです。

ここに来て、自分は最低のことしかやってないんだ、という意識がさらに多くを学んで教養を身につけるよう自分を突き動かし、実践して女性への尊敬や優しさを身につけないといけないというディシプリンが培われ、用意されている次のステージへ適切に自動的に進むことができるのです。

「自動的に」と表現したように、これはぼくが言っている「自然体であれ」「ナチュラルがもっとも美しい」という概念とまったく合致しています。

やるべきことをやる、やるべきでないことはけっしてやらない、そうすれば自動的に成功への階段を上ることができ、メカニズムに乗っとって女性にモテることができるということなのです。 

 

メカニズムから、身体条件の話になって、やっぱり禁欲の話になりました。

 

女がモテを感じるメカニズム = 禁欲

でした( ̄Д ̄ )

 

やじろべえ

 

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