モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

昨日、失敗から学んだ話。

実践は、本当に多くのことを学ばせてくれる。

本を読むのが好きな僕は、引きこもってインプットに明け暮れる時間が過ぎたりするが、結局「飛躍」は現実の中へとむっくり起きていき、実践にトライしないと始まらない。

さらに、トライして失敗したと痛感したとき、反省の材料を手に入れたとき、だけなのだ。

なぜならば、インプットに明け暮れたその蓄積たちが一気に反省への解答を与えるために動き始めるからだ。

実践による反省がないと物事は動かない。

材料がないと料理は作れない、触媒が無いと化学反応しないのと同じなんだ。

 

さて、失敗の話である。

なぜ失敗したのだろうか、これを考えると、そこにはいつも共通の失敗パターンがあって、

「いつもメンタルが後ろ向き、後退りしながら構えてる時」

だ。

ぼくは調子に乗りすぎて失敗するときもあるのだが、その逆に、弱気な自分がデフォルト的に顔を出して、そして当然のごとく失敗する。

こういうイタイパターンがとても多い。ほとんどの失敗の原因はコレだ。

こういう逃げのマインドに嵌まってしまったときは必ず失敗すると断言できる。そう、必ずだ。

「気持ちで負けていては、始まる前から勝負は決着している」

とよく根性論的に言われるわけだが、これは非常に的を得ている人生の法則だと言える。メンタルが後ろ向きの状態というのでは、そもそも勝負が成立しない、負けるかも、勝てるわけないよな、、で土俵に上がっていったい何になるというのだろうか。

中田ヒデが言っていた。

「ぼくは精神論者でもないから、努力しろ、闘う姿勢を見せろ、というのは好きじゃないけど、あの時の日本代表には、まさにそれが欠けていた」

と、2006年のW杯を振り返っている。

その根底にあるのは、「あって当たり前の、強い気持ち、練習から真剣に取り組む姿勢、こんなもの言わなくても持っているのが当然」という思いであり、精神論者かどうかを問わずプロとしてプレーする以上は、そのマインドの部分が最低限の資質なんだという考えだ。

結果を残す男は、例外なくこういうマインドを意図せず自然に持っている。だから彼らはイチイチそれを強調しない。が、土台としてしっかりそれがあるからこそ、結果があとから自然に着いて来る。また、どういうわけか根性論や精神論が好きなやつほど、その割に根性がないというパラドックスも非モテ界隈ではよくある話だ、これも偶然ではない。

 

そういう積極的な姿勢、まず気持ちで負けないという土台が欠けているとどうなるか?

気持ちが内に内にこもるわけだから、それは殻に閉じこもるような精神状態になる。自分らしさはもちろん発揮できないし、余計なことをグルグル考え始める。「人がもっとも美しい瞬間」と言われるあの「ありのままの良さ」が消し飛んでしまって、プラスになる要素が何ひとつ残らない。そんな弱弱しい男が女子たちから認められるわけもないのだ。

 

「気持ちで負けない、けっして逃げない」

これがスタートラインで、

最低ラインなんだ、

ということをまず、頭に叩き込んでおきたい。

 

緊張する瞬間、「逃げたい」という気持ちが発生する場面に遭遇したあの瞬間、

ここで自分がどう反応するか、この積み重ねがメンタル筋トレだと言える。 

 

二人の男がいるとしよう。

逃げ腰の男と、逃げないように頑張る男だ。

どちらも怖くて「逃げたい」の真っ只中にいるのは同じだ。つまり環境、外部条件は同じ。

だか、気の持ちようでそこにどう対峙するかという差が確かに存在しており、その差異が結果を大きく左右することは、ぼくらの感覚でも何となくわかるのではないだろうか。

逃げないようにがんばる男には大きな未来があるはず、とナチュラルにそう思う。

 

さて。

そう、それは他ならぬぼくら個人の中に存在する二人の人間なのだ。 

背筋がゾゾっとして冷や汗がじっとり出てくる緊張に遭遇した瞬間、デフォルト的にクルッとメンタルが後ろ向きになるオレと、後ろ向きにならず逆風で何とか持ちこたえるように立っているオレ。

ぼくら自身の感覚としてはどちらも冷や汗ものでヤバイヤバイヤバイなのだが、外部の人々に映るオレのメンタリティや人間性や人生に向かう態度などの様々な印象としては大きな違いが生じ、またオレのメンタルが少しづつ確実に成長するのも「逃げずに持ちこたえる」を選択したときのみだ。

グッと堪えて努力した時にだけ、パワーが蓄積され、つぎに何かをすればよいかの課題がスッと見えて、いわば次の扉が開かれるのだ。

まさに、筋トレだな。

つまり、弱気になって背を向ける、逃げてわずかばかりの安心を得る、その場しのぎを「フゥッ、セーフ」だと感じる、そういう選択をしたときは、まったく次につながらないのだ。

 

ぜひ、ぼくの失敗から学んでほしい。 

例えば、ぼくは大勢の場が得意ではない。

どちらかというと、ひとりで本を読みながら夢中に思考したり、ブログをカタカタと書いたり、気の合うやつとだけバカな話をしたり、サッカーの練習を一人でしたり、

そういう個あるいは少人数制の方が力が発揮できるタイプだ。つまり、パリピではないのだヨ。

が、影響力をもっともっと高める、という長期的な目標があるわけだから、大勢の場での自分らしさを発揮する習慣や体系を確立しなければいけない。

ここで見落としがちなのは、ルールが違うところへやってきてなお、今まで通りのやり方、パラダイムを継続しててはあっという間にイタイ男になるということだ。

これは過去の栄光にすがるアスリートや、変化できない大企業にいえるのと同じ話だ。もう自分も変わって時代も変わって、ルールがかわってるんだ、と。

根暗な僕が、少人数の場でいくら成功を重ねたとしても目標として設定した望んでいる次のステージには絶対に到達しない。なぜならその二つの領域では成功のためのルールが全く違うからだ。単純な経験値の足し算で比例直線的に成功確率が上がっていくわけではない。

サッカーでいくらスパースターでも、ゴルフというまったく異質なゲームの中ではその経験や努力やトレーニングや学習すべてが「使えない」。

 

パリピになろうなどとがんばる必要はないが、大人数の楽しい場でも最低限失敗しないための自分を準備し、ナチュラルに自分らしさを発揮し、場に貢献する必要がある。

パリピになるなよ、でも孤高なんて何の意味もないぞ、の中庸を位置取り、二つの領域の良いところを統合させ、その場に適切に表現しなければいけないのだ。

パリピを少人数制にもってきても落ち着きのないウザい男だが、孤高の天才をパーティールームに放り込んでも天才的な才能が埋没して、ただの退屈な男と化してしまうだけだ。

 

「ルールが違う」

というのは失敗しないために知っておくべき成功のためのポイントだ。

成功したいならその場のルールを理解し、そこにフィットできるようにトレーニングしなければいけないのだ。

 

さて、ガイジンがワイワイしてる西洋の「Hey Guys」ノリのあの場にいたぼく。

外国語を学び始めたばかりの失敗談をオランダ人が面白おかしく話し始めたり、友達の物まね大会をし始めた。ウエスタンスタイル。

このときの超えるべき壁は、無茶ブリをされたときどう対応するか?だった。果たして最低限の及第点としてYouは対応できるか否か、というテストだった。

パーティ特有の「Hi japaneseguy , what's up」的な、お前のところはどうなんだ?なんか面白い話してくれよ、 的なフリです。。。

いきなりかい!

でたよ、無茶ブリ。。

みんな見てるやんけ。

あー、やばいやばい。

………

………

 

おれは何と返したのか。

もう、記憶がない。

たしか無難なことを言ってヒュルッとかわした気がする。

無難というのはまったくつまらないわけだが、ガチで逃げたわけでもないので、まあ根暗な僕には合格としよう。

 

さて、公開反省会。

もちろんとっさに面白いことが言えるわけでもないが、このときの正解回答率を担保するのは、場に沿った/流れに乗った類似性と、一ひねり加えた意外性やユニークネス、山場を強調できるストーリーテリングのセンスだ。

ここに、自分のキャラクター、人間味を添加できれば、もう言うことはない。

こうやって、派手にならず、でも安定した回答を返すことで場のムードに貢献しないといけない。おれがおれが、は不要だが、みんな楽しみたいという気持ちに応える責任はある。

ん~~、こう書いていると、やっぱり難しいのだ。

さらに、これを無茶ブリが来てから、瞬時に返す反射神経が必要だ。

 

Oh  No~~man,

及第点はそうとう高いね。

 

一人で勉強に明け暮れても、知り合いの中だけに閉じこもっても、「what's up」外人をずーっと避け続けつづけていたら、このセンスは一向に向上されないのはよくわかる、当たり前のことだな。

 

ぼくは大失敗はしなかったが、かといって影響力を標榜してる割には大したことなかったな、というのが正直な評価だ。

外圧、ガイジン圧に押されてどうやって逃げるかを一瞬考えた自分がいたことも認めなければいけない。

もう、まったく自分が嫌になるよ。

こういう事例が示しているのは何かというと、男としてまだ足りないものが確かにあるという教訓だ。

モテるのは、マインドセットがすべて。

まあよかったのは、自分を安売りすることなく、この嵐の中でも立ち続けなければいけないというマインドを持ち続けれたことだろうか。バランスを取りつつ地道にステージを上げていくぼくの旅はつづいていく。

みんなには、ぼくのこのダサい失敗を肥しにして、腐らず、またチャレンジしてほしい。

こうやってふり返っていると、こういう失敗があったから謙虚に反省し、問題の本質を追究し、成功への道筋をつけて、失敗しないための習慣を確立できるなあと思う。

ダサい自分なわけだから、穴が有ったら入りたい、と思いつつもそこをグッとこらえてまた実践の旅に出るぞ、というポジティブな気持ちを今は持っているよ。

 

実践には、感謝しなくてはいけない。

失敗に感謝しながら、成功させてもらおうと思う。

 

昨日の、あの失敗からぼくは確かに学んだんだ、と未来において証明したい。

 

 

やじろべえ

 

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