モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

「女性に安心を与える」マインドセット

こんにちは、いよいよ5月も終盤、6月に入るということは、今年も半分過ぎるということになりますね。調子はいかがでしょうか?

わたしはちょっくら上海に行ってきて、いろいろと視察してきました。笑

モテるとはどういうことか?それを考えるときに、国や地域ごとにモテる要素が若干変わることは注目できます。それは、わたしは日本人がいいわとか、アジアまでなら範囲内だよとか、やっぱり西洋的レディファーストよとか、アフリカのノリとかユーモアがいいなど、いろいろ嗜好が異なりますが、これは相手にどんなものを求めるかの違いであり、ひいては地域、人種や国籍で「男らしさ」の定義が異なることを示しています。

今回、上海に行って感じたのは、中国人の好みは、日本人がイメージするような「イケメンで優しい」という像ではまったくない、ということです。どちらかと言うと、昭和の日本のような、ぐいぐい引っ張っていくのが男らしいわよという思想があるように感じ取れました。もちろんイケメンがモテるというのは万国共通の真実ですがしかし、顔のパーツだけで無く、醸し出す雰囲気や立ち振る舞いを含めた総合的な男らしさをモテとする概念です。上海総括、総じて美人を連れて歩くのは顔は普通か、いかつい男、そしてグイグイいきそうな喧嘩強そうな男でしたね。まったく、やさしくて面白くてかわいいで評されるやじろべえには完全にアウェーでしたよ。爆

しかし、この生まれ持ったルックスを超える何かが美人を吸引する要因だとは非常に朗報ではないでしょうか?つべこべ言わずにマインドを整えていきましょう。

ちなみに台湾人のモテ観は日本寄りです。香港のモテ観は中国寄り。そういうイケメンの定義が現在のアジアでの分布です。

しかし、こういう国々で異なるモテも、男を生き物として捉えると、非常にシンプルでわかりやすい。なにも難しいことはないし、自分のやるべきことは明確になります。いつかどこかでまた取り上げましょう。

 

 

では、講義。前回からの続きです。

前回は概論を論じましたよね。そして今回は具体的なマインドセット。そう、ぼくが追求するマインドセットは「神でも動かせない」のだから。

女を口説きそして落とす上でのポイントは彼女たちの心を開くこと、そのために安心を作らなければならない、ということでしたね。

心を開くとは、開いても大丈夫危険ではないと認知されたことを意味していて、感情的なニーズを満足できた報酬であることを示唆しています。

購買と一緒。

本人が納得して、あるいは喜んで財布の紐を「開いている」のは、感情的な価値があったからに他なりません。。

恋愛にしても購買にしても感情とかお金とか、そういう生きる上で大切なものを奪われないぞと潜在的に感じながら生活しているのに、それを喜んで開かせることができる、その大きな意味を理解しなければなりません。 

 

機能的価値✖感情的価値

この公式でした。

 

では、また男の視点に戻って、いかにして達成できるかを考えましょう。

 

圧倒的実力 ✖ 人間味

     

まず、ここで言う実力とは何か?を明確にしましょう。

ビジネス的に言えば、その業界での実力であり信頼であり実績だと言えます。激しい競争を切り抜け、顧客から圧倒的支持を確立している。新製品をリリースすれば即完売。なぜそういう状態を作り出せるかと言えば、実力により十二分に顧客のニーズを満たしているからです。「このブランドは間違いない。今回リリースした新商品も圧倒的、次のモデルチェンジも強烈にファンが期待してる」という状態です。

そういう信頼は圧倒的実力を示すパラメータになりますが、スペックと信頼はイコールではありません。

モテるための実力とは、確かにスペックを含む目に見える形の何かではありますが、それだけでは圧倒的信頼を築くのは難しい。惜しいところまでしか行けません。それは何となく我々が感じているところでもありますね。

つまり、個々の製品のスペック自体は高い日本家電の人気が、世界市場の中ではてんでダメ。非常に優秀だったジャパニーズ家電企業の現状を見ればよくよくわかる。それは「高スペックだけどどこか退屈」という世界からの評価が明確に示しています。

やはり、スペックから一旦目を離して、人はなぜ購買するのか?家電は人に何を与えるのか?というより広い視野で考察し、そのあと再度その本質にピンポイントで迫らなければ他者に貢献できる自分は実現できない、その実力は無いんだということですね。

 

はっきり言ってしまうと、モテる上での男としての高いスペックを実現する根幹にあるモノは「男としての生物的強さ」です。これは基本に立ち返ればすぐにわかります。「男らしさ」と表現する通り、そのものが本来的に持つ「べき」本来の道筋に沿うことが成功プロセスなのです。野球選手にはそれなりの本分に沿ったやるべきこと(トレーニングや栄養学や野球哲学)があり、経営者・社長にはその本分に見合った努力の方向性(経営能力、業界の歴史、製品への愛着や情熱、リーダーシップ)があるはずで、その「べき」から外れた”がんばり”は意味を成しません。

やはり、スペックから一旦目を離して、男とは何か?女は男の何を必要としているのか?男はモテるために女に何を提供できるのか?というより広い視野で考察し、そのあとスペックなりなんなりを追求すればいいじゃない、ということですね。

「男なら、男らしく。そして人間らしく人間味をもって。」

この面で「オスとしての」圧倒的実力があるとそのあとが非常に展開しやすい。だからこそ、ストイックにとか、習慣がとか、脱バカとか、体が資本だとか、生き物の重心になることを口を酸っぱくして言ってきてるのですよ。 

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「男らしく」を究極に分解していくと、オスとしての生き物の強さに行きつきます。

「男である」以上男の本分をまっとうするための実力があるべきで、そのあとに各具体的スペックは追求できる。男らしさの土台があって、やりがいのステップに進める、そういう男が輝くことは以前も述べました。

bit.ly

 

そういう観点で男に必要なモテ要素を論じると、男に必要なのは、スポーツができるとか、ギターが弾けるとか、ファッションセンスがあるとか、ビジネスで金を稼げるとかですらない。そういうスペックに直結する要素はじつは二の次三の次なのです。それでもあえてそこを注力するとすれば理想からはどんどん遠ざかるでしょう。なぜなら、順番があべこべだからです。

論理的に考えると、「男に必要なのは男としての強さ、その実力」、そう自然に導かれませんか?まずは何よりも先に生物的強さなのです。(スポーツ音楽ファッションなどは、その後の話。個人表現の断面に過ぎないことは何度でも強調。)

そうやって運動と学習の両輪で心技体を突き詰めればおのずとオーラがINSIDEOUTされて表現されてくる(←これがあなたの色)。自分が男として強い肉体を持って強い頭も持っている、そういう生物的強さがポイントであることは時代が移っても永久に変わりません。

これが、実力です。

 

では、次に移りましょう。

口説くための、ポイント。

知ってる男は、ナチュラルにやりながら圧倒的にモテている、秘密の要素。

それが、感情的価値で、人間味です。

 

先ほど論理的に導いた圧倒的実力。

これだけでもだいぶ女の前で堂々としていられるわけですが、しかし残念ながら女は心を開きません。女が心を開かないならその先に行けないわけで結果は出ない。結果的に0点であれば、厳しい言い方ですが、非モテと何ら変わりません。

例えば、芸能界でチヤホヤされるような「結婚したい男TOP5」に名を連ねるような男はタレントとして超ハイスペックですね。そしてそれは「ファンー芸能人」としての関係性から出されたハイスペック評価ですが、そのハイスペックが目の前に現れたとき、果たして何人の女がそのハイスペック男に「心を開く」のかというと、大きな疑問が残ります。憧れと親近感はまったく違う。冷静に考えたとき、ハイスペックに心を開くのはリスクがデカすぎます。怖い怖い。怖すぎてその心の扉はがっちりロックされている。乙女心を開くマスターキーはハイスペックではなかったのです。これでは、何も成せなかったという点で0点です。

優秀な”だけ”の経営者に人はついていくのでしょうか?

何をもって優秀とするかも難しいところですが、凄腕のワンマン経営者に対して人々は本心では「ついて行きたくないリーダー」として認知する場合が少なくありません。その経営者が追求する結果に対しての信頼は幾ばくかあるでしょうが、人間関係は全く別。

パワーあるんだけどワンマンなオラオラ男に女が心を開くかというと、それは単なる女の好みの問題で、確率の低いギャンブルでしかないのです。

孤高の哲学者や思想家、歴史に残る科学者やイノベーター、莫大な金を稼ぎ出す投資家や金融バンカーも、「人に好かれるか?女にモテるのか?」といったらそうではありません。もちろんすべてを手にするスーパースターもいますが、こういう孤高の天才はあまりに天才過ぎて女の前ではダサい場合が少なくない。つまり何かが足りない、片手落ちなのです。

何が片手落ちなのか?

ぼくはこれを、「実力✖人間味」と表現しました。

人間味です。

 

ワンマン経営者やオラオラ彼氏の話をすると、いまひとつ、彼らには何かが足りないという結論に至ります。「惜しいよね、足りない物は何だろう?」と。

これを「あっ、コミュニケーション能力ね」

と簡単に片付けてはいけない。

ぜんぜん違うのです。

「では、コミュニケーション能力とはいったい何を指すのでしょうか、そもそもコミュニケーション能力は何を達成するためにあるのですか」という、質問にまた質問で問い続けるという意地悪をするつもりはありませんが、コミュニケーション能力が明らかに低い人ほど「それな」とわかったように答えがちですから、要注意。

表面的なニュアンスからさらに一歩掘り下げて、コミュニケーションの背景にあるポイントをつかみましょう。

 

さてさて話を戻すと、男は男らしく実力磨きに励む一方、心身ともにマッチョを目指す一方、オーバープロミス・オーバーデリバリーで期待値を大きく超えるマインドセットである一方、

もう一つ取り組まなければいけない課題。

人間味、そして「女を安心させる」という課題です。

 この二つは直結していて、これが今回のテーマでした。

 

もう一度言いましょう。

「実力」は男女関係における何らかのきっかけにはなるのですが、それは入り口に過ぎず、それだけでは片手落ちである。それは先に言及した通りです。

ハイスペックの完璧人間は自分の描く理想を成すうえでは最高の資質を持っていますが、人間関係を築く、それは恋愛関係も当然含みますが、その領域ではうまくいかない。なぜならそこはまったく別の資質が要求されるからです。ハイスペックの完璧人間、女子からしたらどことなく恐い、近寄りがたい存在。。。完璧人間には、「人間らしさ、人間的な感じ」が感じられないからです。

私とは遠い存在ね、距離感を感じるわ。と。

この、女の自然な反応は裏を返して考えると、女が安心を感じるのは「男がハイスペックでありながらも、深い深い人間味を発揮し、それを女性の側が十二分に感じることができたその瞬間」ということが論理的に言えてしまいます。

 

人間味を出しながら、親近感を演出するという手法は、冒頭にも話した通り世間でも認められている通りで、

「完璧でありながらどこかぬけてて面白い一面がある、 

 仕事に厳しいと思ったら実は超優しくてまめだった、

 彼はミュージシャン、ステージの情熱的な表現者から一変→私生活ではかわいい、」

などなど。

そういう男はとても人間味があり、近づきやすい存在だと思いませんか?

「親しみやすいし、好きかも♥」

というのは、仕組みとして、

オスとしてバリバリなのに+可愛いげがある。人としてアルファで立派なのに+謙虚で、親切

という、ギャップを感じるときです。

そこには完璧超人⇒素の男/少年のような男に変わるギャップがあるのです。

 

今、ボクはとてもとても大事なことを言いました。

多くのくだらない恋愛指南書がギャップを演出しろとわかったようなことを言っていますが、確かにそのギャップは演出というか表現の側面がある一方、そもそも実力がない男には永遠に生み出せないシロ物なのです。実力がない男は演出できる多面性をもっていないからです。

みんな知ってるのに、できない、ギャップ。

女が男に対してこの人間味を「感じた」瞬間を、ギャップが効果を発揮したとみなせるでしょう。 

結果的にいうとそのギャップ、完璧な彼の意外な側面、日常性、そこに人間らしさを深く感じて、安心の感情が一気に沸き上がってくるのです。ここで肝心なギャップ、みんな知ってるのに使えない理由を明かしましょう。それは今まさに「完璧な彼の意外な側面」と言ったように、前提に「完璧な」男という条件付けがなされているのです。これは女が主張したがる「ただし、イケメンに限るわよ」のロジックと同じで、実力のない男の意外性演出はわざとらしく下心見え見えでウザいだけなのです。

 

安心を与える公式、

『実力✖人間味』

これが指し示す通りでどちらが欠けてもワークしない。

 安心を作るこの一連の流れは、心理学で言うところのラポール形成に相当するわけですが、そこで語られるテクニカルな具体例は、根幹に、「人間としての面を表現する」という方向性があり、数々のテクニックはそれをなすためのツールすぎない、ということを覚えておきましょう。

 

さて、ぼくらがもっとも人間らしい表現をするのはどういう時かと考えたとき、それは「人と関わっている時」と言えます。

人間の社会性は、生物学や哲学ですでに認められているとおりですが、他者と関わる時とても人間らしさが発揮されるのではないかとぼくは感じています。

そして、それが発揮され且つ磨かれるとなると、もう「関わり·関係性」からしか達成できない。

それは完璧人間が、何らかの完成体を目指すときそれが向かう先は、アーティスティックな作品であったり、己の肉体であったり、パフォーマンスであったり、それは精神と肉体の鍛錬であるわけですが、そもそもこれは己を向き合う過程であり、自問自答の没頭プロセスです。

この点は、チクセントミハイ博士のフロー理論を参照してください。 

そうやって、マスタリーの境地へと向かっていく。

しかし、これは「実力」項目を高める部分であり、「人間味」は全く向上しません。人間味は人と関わることでしか習得できないというのが、ぼくの持論です。

ある意味ぼくらは、みな利己的です。人に認められたいし、欲しいものは手にしたい・達成したい。この欲をガソリンとしてエンジンを回していくこと、これが男らしさでもあり、できる男の階段を一歩づつ上ることになるのですが、つまり実力を地道につけていくことになるのですが、一方でこの貪欲さは「人間」を相手にしたとき、うまくいきません。対象が物であれば執着がうまくいくのに、人になると真逆で人が離れていく。これは少し論じたことがあります。

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目的達成や野望をなるうえである種の天才が、人間関係は超苦手である、自分の土俵では自信のある男が、女の前ではダサい自信がない、というパラドックスを抱えるのは、追い求める対象がまったく違うロジックの中で動いているからです。

少し考えるとわかることですが、貪欲で利己的な人のそのエネルギーが自分に向いたなら、僕らは決していい気持ちはしない。何か大切なものをとことん毟り取られるんじゃないか、と不安になります。だって人間だもの。。

利己的な動機で他者に近づくと、相手はそれに簡単に気付き、近づくぶんだけ離れていきます。金儲けしか考えていない利己的な企業が、ちょろっと品質を改善した製品を並べその製品の価値以上の美辞麗句を延々とセールストークとして語られたら、顧客から毟り取ろうとしているだけ、というのはバレバレです。そこには、「感情的価値」はない。なぜならその企業は顧客のことを見ていないし考えていないから、そもそもその価値を提供できないのです。顧客は離れていく、という当然の帰結です。

世の中を見ると、形はどうあれ結局、顧客のニーズ、顧客の目線、常に顧客の満足を追求して、それを理解して、それを喜ばせる企業が成長しています。常に、「相手ありき」なのです。

先ほど圧倒的実力があれば、これだけでもだいぶ女の前で堂々としていられるわけですが、しかし残念ながら女は心を開かないと言いました。

「女が心を開かないならその先に行けないわけで結果は出ない。結果的に0点であれば、厳しい言い方ですが、非モテと何ら変わりません。」と。

如何に実力がある自分を持っていても、表現しなければ何にもならない、世界に向けて行使しなければ宝の持ち腐れ、単なる自己満足です。愛する女のために自分を活用して大きな結果を出す、そうでなければ0点で、何も生み出さない·女を幸せにできないという意味で、結果からして、非モテと同じであるのです。

ぼくらは、相手を喜ばせる、世のため人のため、というマインドセットがなければなりません。そういう正しい動機で他者と関わることでしか人間味は磨かれない。ひとりで殻に籠ってせっせと修行しても、人間関係は上達しない。ひとりでせっせと自己啓発読んで、ファッションセンスを磨いて、筋トレしても、それだけでは女にはモテません。

モテること、それ自体は利己的でもなんでもなく、中立と言えるでしょう。問題はその中立のモノをいかに使うか?どんな動機でモテることを目指すのか?ということに集約されます。

モテて、なおかつ美しい彼女と幸せな関係を築くには、マインドの奥深くにWINーWINの思想が必要でそのためには女を喜ばせるというマインドセットを、感情的な価値を提供するという姿勢を常に持っていなければなりません。

その価値を提供できてはじめて女性は安心して自ら進んで心を開き、魅力的な男を招き入れるのです。

いつの時代も、ビジネスでも男女関係でも、この原則を踏まえて実行できたものが成長し成功するんですね。なぜなら、そこには人がいるのだから。 

人間を惹き付けるのは、結局人間。人間味なのですよ。

 

○ やじろべえ○

 

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