モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

ぼくらは何のために、モテるのか?

 

「何のために、モテるのですか?」

 

そういうことを発言してしまう残念な人がいる。そういう人間に限ってダサい、というのはお決まりのパターンだ。

これはモテない自分は悔しい→自分は負け組なのか?→なわけない、そもそもモテる必要あるのか?→モテなくても、楽しい趣味があるし、仕事もあるじゃん。→「何のために、モテるのですか?」

というルートをたどって、息を吐くように矛盾した論理が口から出てくる。

モテない自分の認知不協和を建て直そうとしてモテ不要の理屈を勝手に編み出しまったのだ。これは「タバコは体に悪い」と「タバコを止められない」のはざまで悩み、「でもタバコを吸ってても長生きする人もいるよな」という主張が出てくるのと同じだ。恐ろしいな、人間は。

「何のために、モテるのですか?」という問いに彼は逃げ込んでいる。精神的弱さがにじみ出ているので、こういう類いの質問をする人間からはダサさひ弱さしか感じられない。

結局言い訳なのだ。

なぜこれが矛盾しているのか?というと、これは「お金は大切ですか?」という質問と同じだからだ。

資本主義システムのなかで生きていれば、お金は必要ということは言うまでもなく理解できることだ。お金を持っているから偉いとかスゴいとかそういう話ではない。「お金は必要です」というだけの現実の話である、あなたは資本主義の「中で」生きているのだから。それが大切かどうかはもはや哲学的な話だが、まったく意味がない。哲学するほどの頭がないのだから。

お金を持っている人はわざわざそんなこと問わない、お金が大切であり、そしてお金の限界も知った上で次のステージに行っているのだから。

さあ、今日の話を通じて、言い訳ではない本当のモテるべき理由を自覚して、さっさとモテてほしい、と願う。

 

さて、男を成長させるのは仕事と恋愛である、と言えよう。ある人は「カネと女」と表現した。この言い方は少し語弊があるが、「金と女」が男を「成長させ」、それにより人生を満足させる、と考えるなら、それもまた真である。

その理由をここでは簡単に、生存と繁栄と述べておこう。生物学的観点だ。

古来から、男の仕事は狩りでありそれは食物を得るためだった。そして、子孫繁栄のために性欲があり、妻を娶り家族を構成した。狩りで鹿の肉を獲得して帰るのも、妻を持ち家族を構成するのも自分や家族の生存、子孫の繁栄の視点で見るとごくごく自然なことだ。歴史的にもずっと仕事と恋愛で、男の価値が計られてきたのだ。仕事の様式が変わり恋愛や結婚の観念が時代と共に変わっても男が自己肯定できる要素に変わりはない。

モテてどうするんですか?というやつの思考は必ず、モテて優越感がありますとか、性欲を満たせますねという短絡的なものである。その先がない。

はっきり言って、モテるのは、常に女を侍らせるためでも、性欲を満たすためだけ、でもない。

では何のためだ?

男のプライドを守るため、だ。

「あなたらしく生きなさい」などと、自己啓発書は説いているが、これはある側面では正しい。先ほど言及したように、人は自己肯定できないと、人生が向上しないからだ。

自己肯定できない人はいつも不満タラタラで満たされず消極的で行動力がない。こういう人種は「プライド」について深くまじめに考えることもないだろう。言い訳が口から出てくる。

 

どうすればプライドを作ることができるのだろうか?

先ほど生物学的側面に触れたが、話を簡単にして記述すると「カネと女」の条件を満たせば、プライドが確立されてくる、と言える。(※かなり単純化した、この限りではない)

そしてプライドが持てれば人生が向上し、さらに「カネが手に入り女からモテる」という好循環がうまれる。人生を変えたいと考えるなら、単純に言ってこの循環の図式の中にいかにして入るかを考えればよいのだ。

考えてみると、言い訳をするやつは成功しないとか、仕事のできるやつはモテるとか、全部この「カネと女」ープライド理論で説明できる。金だけあるやつも時流に乗った突発的な事故的な稼ぎ方ができるし、親が金持ちで自分も金に困らないパターンがある。さらに恋愛テクニックに特化しまくってそこを磨くことで女を侍らせることができた男たちも世にはゴロゴロいる。しかし、「カネと女」両方という条件になると一気に厳しくなる。それら両方を安定的に満足できる男は少ない、そしてそういう男は例外なくプライドがあって、堂々としている。(いい方のプライドです。)

仕事ができて、恋愛巧者、これにはプライドが不可欠だ。

 

これは逆を考えても非常にわかりやすい。

ぼくらはどういうとき最もプライドが傷つくだろうか?

仕事でへまばかりして怒鳴られてばかりだとどうしてもマインドがβになるだろう。さらにもっとヤバいのは女関係で、 好きなあの子に告白できない、そんなみじめでダサい自分、非モテの烙印を押され無碍にされた自分、そんなときはもう死にたいぐらいだ。

「何のためにモテるのですか?」と言うやつに問いたい。こんな状態であなたのプライドは保てるのですか?自己を肯定できるのですか?生きてる実感を感じられますか?と。

仕事ができない男、ダメだこりゃ。そして仕事ができるようになって収入が上がってきても何も変わらず非モテのまま、あちゃー。そんな男はとても多い。こんな状態でどうやってプライドを持てるのか?素直になってさっさとモテなければならない。

 

例えば、自分に落ち込むことは、モテることである程度克服できる。

自信がついた自分さえあれば、告白する前にヒヨって立ち止まることなく、サクッと次のステップに進むことができるからだ。たとえ行動した結果(告白したあと)それが叶わなくとも「できることをやった」という男のプライドの定義に外れない生き方ができているという満足感で自己肯定できるのだ。

告白してうまくいかなかったとしなくても、それは自分がダサいから嫌われてフラれたのか、単に好みやフィーリングや人生観が違うからフラれたのか、フラれたその時点ではわからないはずなのだ。だから、次行こ。と、何もブレるものがない。プライドがあればそれが可能だ。正確に物事を認知し判断できる。

男らしいこういう振る舞いはモテるからできるのであって、男らしいからさらにモテるというスパイラルに自分を組み込むことができる。

プライドとは、マインドセットを維持して、しんどい状況の下でもそのしんどさに呑み込まれず安定性を保ち続け、仕事でも恋愛でも結果を出し続けるための万能薬のようなものだ。

「モテないんですよ(´;ω;`)ウッ…」というのは本来はしょうもない悩みだ。さっさとモテて、より意義の深い高みへとのぼってほしい。

 

告白できない弱さや、フラれたときのみじめさは、痛烈に身を切るような辛さであることは確かだ。それは誰もが経験したことのある痛みだろう。だが、プライドだけは捨てない、そういう努力をすることで、つまり自分のプライドを確立する方向へ向かいながら仕事でも恋愛でも数をこなせば、辛さの中にある教訓を少しづつ吸収することができ、男らしさに磨きがかかってくるのだ。

逆説的だが、「女を失っても自分のプライドは失わない」という強い気持ちがある男は、なぜかとてもモテる。これがモテスパイラルだ。

そこからしか「男として」そういう生き方ができるようにならない。

モテる目的は、常に男でいるためなのだ。

 

やじろべえ☆

 

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