モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

世界という恋愛教材ー実のあるインプットとは。

えー、あっという間に2017年になってしまいました。みなさま、いいスタートはきれそうでしょうか?

まずはお詫びから。

2016年以内に、ラスト一記事書く予定でしたが、リミットが切れました。そしてはや5日。期待して待っていてくださった読者様、申し訳ありません。

目標達成にはそーとーな計画性と自己規律と心身のマネジメントが必要ですね。

毎年年始に決意するんですが、今年も更なる高みを目指して勉強していきましょう。

ぼくは、日頃から仕事の成功も恋愛の成功もひいては人生の成功はインプットの質にかかっているというポジションをとっています。

これは、インプット素材の質もさることながら、それら素材を適切に自分の中にインプットできるかという個個人のセンスにかかわっているという意味です。

本を読む、先生に付いて習う、などは「インプット」の筆頭ではあるのですが、それを字句通りに解釈すると、生きていて日常生活で触れる世界すべてがインプット教材になり得ます。だからこそ、気付きとか、観察力、とか、経験、とかが、自己実現の分野では人気でキーなワードなんですね。

これは、前回論じた恋愛での「言うことよりやることを重要な情報源とせよ」の原則でもテッパンで、

 

bit.ly

前回記事

 

「人がやること」が貴重な情報源となるかは観察力や気付きのレベル、その集合体である経験の厚さに依るところが大きいでしょう。

人のやることを見ればある程度大なり小なり事象の本質をつかめますが、手始めに「ではどこをどう見ればいいのですか?」の問いに幾ばくか答えなければならないでしょう。

気付きや経験が大事だ、と言われても実のあるインプットができる人は少ないからです。

ということで前回の続きになりました。

 

 

では、年末のしめ、さらに来年から好スタートを切るにあたり(←違う!)、今日はこのへんを論じていきましょう。

 

一般的に観察力というとフワッとしてしまいますが、これがみんな大好きQOLの土台になることは間違いありません。これは、ビジネスをしてる人はもちろん、まあ、企画、マーケティング、営業、プロダクト、全般に共通です。そして、スポーツでもそうですし、アートな活動においてもそうです。

ニュートンがリンゴを見て引力の着想を得たのも、観察力。だからサイエンスでも結局そうで、僕らはこれを恋愛に活かそうよ、ということですね。

観察力は射程がだいぶ広い概念であるがゆえフワッとしますが、初歩的なポイントは何かというと、「質問力」です。

モテる男、話してて楽しい男ってのは、会話と会話の橋を架けるのがうまく流れるようにトークが繰り広げられますが、そのトーク力を支えているのは質問力です。そしてそのメカニズムとしては自分の中に自然と沸き上がる質問や疑問やアイデアを適切なタイミングで適切な言い方やトーンで紡いでいくアーティストなわけですよ。

「話が続かない、つまらない」と認識される男たちは、ここができていない、まったくのゼロなんですね。

 

◎質問力(疑問を持つ)。

メカニズムとしてこれは、物事を認識した瞬間にスーっと流してしまうのか、それとも「?」と引っ掛かるのか、というように発生します。そしてまずもってこの分岐点が後々のモテの決定的な分岐になります。

さらに、疑問の質としては、一般的な定説と、目の前の現象·世界という教材、この両者とのギャップに「?」が引っ掛かる、ここぐらいまで質を高めてはじめて観察の質も高まります。

 

『「世の中では優しい男はモテて、チャラい男は嫌われる」と言われているのに(一般的な定説)、なぜあのチャラ男には女がよっていって優しいと評価されるぼくは「いい人」で終わるのか?(現実現象)』

という疑問。

この両者の間には確かに大きなギャップがあります。

 

生活していてふとした瞬間にモテている男を見たとき、いいなあ~とか、悔しい!とか、そういう感情ではなく、あくまで冷静に、上記のようにナチュラルに疑問を持てないといけません。 

 

さて考えたいのは、なぜ疑問が沸き上がるかという点です。小説家の構想のように、科学者の仮説のように、音楽家の旋律のように、ふわっと沸き上がる疑問やアイデア。

それは、前提となる問題意識が頭に入っているからです。その前提がある種のレンズになってその視点を通して世界を見るから、たくさんの出来事が引っ掛かり、有益なデータとして蓄積されるのですね。

「自分の理解と、目の前の現象が矛盾しているように見えるとき、そのギャップに対して疑問が沸き起こる。」そして答えを見出だそうと、脳ミソが動き出します。

目の前の現象は変わりませんから、変えるべきなのは「自分の理解」であり、自分の脳ミソ。

前提が無かったりザルだったりするとギャップが認識されません、脳ミソが受け身なのです。

確かに、ぼーっと道を歩いてもなんも感じませんが、自分がカメラマンだとして日常の風景をフィルムで切り取る目的意識を持って道を歩くとしたら、いろいろなものが見えてくるんじゃありませんか?

そこには、「いい写真撮るぞ」という目的とか、「いい写真とは何か?」という探求心とか、そこまでに至る写真への知識や理解や、三度の飯より写真が好きぐらいの気持ちが、前提としてあるのです。

そういう準備をしてはじめて疑問やアイデアが沸き上がってくる。観察力が高い状態です。目の前の世界がはっきり認識されるでしょう。

世の中の一流と言われるクリエイターは必ずこのプロセスをたどっていますよ。

ドラッカー先生が「イノベーションはもろもろのギャップから生まれますよ。」といったのも真実でした。

 

だから、あーモテたいモテたいと思いながら、ただただ答え探しをするような視点で世界を見ても得られるものが何もありません。前提をインストールしてからでないと、頭を働かないんですね、1ミリも。

まったくの0点です。

そういう意味で多くの人が無数に起こっている目の前の現象(データ)をスルーしてしまうのはなぜか?

 

「探求心がないからだ。」

という広い意味での論評ができます。

 

「探求心」

よく出てくる言葉ですが、これまたピント来ませんね。

でも言い換えれば、準備であり、前提であり、問題意識です。

前提を持ちながら観察して、ギャップに違和感を持ち、必死に考える。これしかありません。

うん、探究する男。

だから、前提を把握しておくくらいは勉強しましょうよ。

ギャップを感じれるくらいはまじめに世界を生きましょうよ。

自分なりの答えが導けるように頭使いましょうよ。

というわけです。

 

そういう意味で、「いい経験をしましょう、それがきっかけになります」という説も、ただそれだけでは実を結びません。

前提を持っていない、問題意識で見ていない、経験を持ち帰って内省する頭がない、すべて受け身、これではあの夏のいい思い出で“だけ“で終わり、「今ココ」の己の血肉にならないのだから。

そうなると問われるのは知的部分だったり、メンタルの強さだったり、個人の人間力であり、経験すれば自動的に成長というインスタントなものや、モテトークのテクニックではない。

 

さらに、「個人の」というそういうパーソナルなことを強調するのも意味があって、このプロセスを経て観察したあとは、一人であーでもないこーでもないと考える時間が必要で、それはとてもひとりぼっちで孤独な作業です。

派手なスーパースターモテとは対照的な地味な探究が土台にある。

のめり込んで没頭して夢中に自分の世界で探究する。そしてその質が決定的にモテに直結することになります。

 

フラれた⇒なぜか?(一人で考える)

あのチャラ男はモテている⇒なぜか?(一人で考える)

なぜ女は、優しいボクよりチャラいあいつを好むのか?(一人で考える)

 

そして必死こいて前提を作り上げ、まるで前提の鎌をしっかり手にし、それで刈り取った経験・体験▪データという収穫物を持ち帰って、一人でじっくり考え熟成させるかのよう、この過程が、自分のモテを省み進歩する方法になります。

また飛び出し、観察した世界からの収穫を刈り取る、フィードバックです。

これを繰り返す。 

そうしてやっと人間理解の精度が上がり、正しく女の本質が見えるようになり、「女が語るいい男」に影響されないちゃんとした魅力的な男像のゴールが設定できるんですよ。

 

もう一度このプロセスを恋愛へ当てはめると、こうなります。

 

 ①「世の中のどんな男がモテているのか」

「結局女はどういう男に集中しているか」

(違和感ギャップ)そのレンズで細かく世界を見る。

 

②偏見や先入観なく、データを収集する。

 

③自分にその要素はあるのか?認識し、受け入れる。(自分の方法論を確立する)

 

④努力する、だけ。

 

多くの人は④が「しんどいよ」と感じがちですが、全然違う。①で完全にズッコケている。④とか、まだまだそんな段階じゃねーよ、と。

前提を作れるほどの勉強もしていなければ、問題意識を正しく把握して生きてるわけでもない。

生きてるその目の前に貴重な教材があるのに、目が節穴なのだから、まったくもったいないことです。

 

いずれにしても、安易な道はありませんから、上記プロセスにより正統派でモテを目指していきましょうよ。2017年もいい年になりますように!

 

やじろべえ◎ 

  

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PS.こうやって発信してると、徐々に読者からレスポンスがあって、大なり小なりよい影響を発信できているのかなと感じています。と同時に、確実に僕自身も「モテ」に対する理解が整理されいっそう深まります。

近いうちにモテの土台となる理論を打ち出すので待っていてください。けっこう分厚く太っとい。キーワードは「影響」ですよ、これが奥深い、うん。

それで、みなさん疑問や要望があればコメントでも、メールでも、どしどし送ってください、そうすればいろいろと反映できますので!

 ではまた!

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質問やコメントがあるとたいへんテンションが上がり、筆がサラサラすすみます、はい。

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ご意見「いやいや、そのシチュエーションではこうでしょ」とか要望「ここんとこ、いまいちよくわかんないっすよ」とかあればコチラまで。

 

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