モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

人は、(女は特に、、)言うことよりやることのほうが信用できる。~トランプ事件を恋愛に応用すると~

トランプ氏が大統領に選出されてから、様々なメディアを見ていると、意見をクルッと掌返しして「トランプも悪くない」とか言い出す人と「トランプを選んだ国民はバカだ」とより意固地になる人に分かれました。まあ、人間って面白いですね。

これまで時事ニュースを軸に恋愛を語ってきましたが、豊洲問題なんて茶番劇はもういい加減飽きてきましたし、民主党代表選なんてもうだれもみてないんじゃないでしょうか。それぐらいトランプ氏当選はインパクトのある事件だったわけです。

さて、恋愛の問題になると「女のリアクションが怖い」という非モテの特徴があります。女の反応・顔色・きつ~い一言、その一つ一つにイチイチ頭がフリーズしてしまう、そして身動きがとれなくて、怖くなってしまう。こういう悪循環に陥ってしまうことがあります。こうなると非モテはますます加速します。よりキモく、より女に媚びようになるでしょう。これだけはなんとしても避けたい。

そこでトランプ当選の構造、そしてその中の重要なポイントが、我々の大きな力になって恋愛を助けてくれますよ。これは人間の本質にも迫るものですから大いに応用が利く。

さあいってみましょう。

 

トランプ当選の理由は様々な角度から分析されていて非常に面白いのですが、まあ事後だったらなんとでも言えますよね、という話で、注目すべきは

『なぜ大衆ウォッチのプロであるメディアが目測を見誤ったのか?』

という点です。

アメリカの主要な報道の全体的流れとしては、「ヒラリー有利だよ、トランプもまぁまぁ頑張ってるね」

これがアメリカの大手メディアの論調でした。

トランプ勝利を予想して、そして発言する人はごくごく少数で、個人メディアやウェブサイトを通じて発信するにとどまっていました。そしてそういう人は激しくバッシングされました。

たとえば、マイケルムーア

日本で言えば、木村太郎、など。

片手で足りる数です。

アメリカのメディアの右へ倣えである日本メディアは、当然ヒラリー有利を横流しするだけなので独創的な切り口や有意義な視点は何もない空っぽの情報を伝えるばかりでした。

話を戻して、なぜメディアが予測を誤ったのか?

これは大きく考えて二つの理由があります。

1つは大手メディアの思惑、ということで、報道機関の特権を大いに利用した「ポジショントーク的な発信」を撒き散らしたということになるわけですね。まず思惑が先にあり、その思惑メガネを通して都合よく切り取られた結論が発信され刷り込まれていくわけです。

そもそも、結論ありきでシナリオが設定されていますから、大衆の意図をつかみ正確に伝えるという意志がなかったということです。

これはある程度、今の世の中の流れですね。

さてもう一つ。

ポジショントーク的メディアの思惑を差し引いて、そのあとに残るもう一つの理由、「真相」は何なのか?

そこに「なぜ世論を見誤ったのか?」 その今日のテーマの解答が隠れています。

はい、いきなり、解答しちゃいましょう。

 

それは、

「世論調査の脆弱さ」

です。

 

その世論調査は、仮にまじめに世論を掴もうという調査だとしても達成できません。脆弱だからです。 

 

「ヒラリーとトランプ、どちらを支持しますか?」

「もちろんヒラリーよ、トランプの発言は酷いわ」「僕もだよ。」

「わかりました!ありがとうございました!」(二人ヒラリー支持☆)

 

これが世論調査ですね。

「ヒラリー有利」がニュースや新聞の見出しに踊るでしょう。

これこそがメディアや知識人が世紀の大恥をかく、大きな間違いの始まりでした。

メディアの層は知識人としてのインテリ層だとされていますが、彼らのシナリオとしては、ヒラリー有利で進んでいき最後はヒラリー勝利ですから、その出来レース報じるだけのことで、世論調査はオマケに過ぎませんでした。

仮に、まじめに調査しようという意思があってももう願望バイアスがバリバリにかかっている。

彼らに世論を細かく真剣に分析し、民衆の本音を炙り出すような職人仕事を成し遂げるインセンティブはまったくありませんでした。

当然、「隠れトランプ支持者」の存在に気付くことはありません。

 

真相を明かしましょう。

「ヒラリーとトランプ、どちらを支持しますか?」

「もちろんヒラリーよ、トランプの発言は酷いわ」「うん、僕もだよ、、、トランプはヤバイからね(トランプ支持なんて口が裂けても言えね~よな。。。。)」

「わかりました!ありがとうございました!」(二人ヒラリー支持☆)

 

これが実態なのです。

「僕もだよ、、」と言った男性の心理は、「トランプ支持なんて言えない、ヒドイバッシングに遭うだろう?」「だからヒラリー支持と言っておこう。。。」というものです。口では「ヒラリー支持」と言っておきながら、しかるべきときに「トランプに票を投ずる」という行動に着地するのです。

これが、言うこととやることが違うの意味するところで、世論調査がまったく当てにできなかったことの真相です。

世論調査が信頼できないとなると、「もちろんヒラリーよ」と明言したこの女性の発言すら実はどうだかわかりません。

調査員「ヒラリーとトランプ、どちらを支持しますか?」

女性「もちろんヒラリーよ、トランプの発言は酷いわ(心の声;トランプ支持は黙っておくべきね、うん。)」

男性「うん、僕もだよ、、、トランプの過激な発言はヤバイからね(心の声;ホントそうだよ、トランプ支持なんて口が裂けても言えね~よな。。。。)」

調査員「わかりました!ありがとうございました!」(二人ヒラリー支持☆)

 

こうなると、世論調査の結果としては、

トランプ0 ヒラリー2

ですが、

実態は

トランプ2 ヒラリー0

 なので、

全く逆の結果が実現するのです。

 

メディアはその世論調査に現れない人間の本音を、つかみきれませんでした。

そんなザルのような世論調査。

本来、思想は自由で、主張も自由ですから、別にどちらを支持してもまったくの自由ですが、今回の大統領選だけは様相が違いました。

これが事を複雑にしたのでした。

差別主義者、女性蔑視、金の亡者、そうバッシングされていましたから、そのトランプを応援するとどうなるか?考えただけでも怖いこと、

実際にトランプ支持を表明したタレントや実業家は叩かれました。

ここに、心のなかに秘めたる決意と口から発せられる主張は全く違う、という現象がアメリカ全土で広がったのです。

つまり、「人は言うこととやることは全然違う」、これが決定的な真相です。

ここからふえんして語れるのは、

人の行動原理は、「好き、やりたい、野望、目標、思想、信念」という能動的なものよりも、多分に周囲の空気に影響されて、不本意にもしくは無意識に、決定している、

ということです。

逆に言えば、目に見える形での他者の発言や立ち振舞いと本来の願望とは、大いにかい離している可能性が大であり、ここぞというタイミングでの行動こそが当事者の本質、ということが導き出されます。

「人の言ってることよりやってることのほうが、われわれが注目すべき情報」

ここを押さえると、驚くほどシンプルに世界が見えて、容易く判断ができ、それでいてその判断精度は格段に上がります。

前回ポリコレの話でも言及しましたが、世界にはある空気が醸成されて一定方向に流れていきますから、人は本音を決して言いません、デリケートな話題になればなるほどです。なんたってそれは勇気のいることなのです。

ましてや「恋愛」となれば、本音など話せません。

 

真面目に恋する男は、恋人の前では困惑したり拙劣であり、愛嬌もろくにないものである。

哲学の巨匠カントもこのように、恋愛には人生を狂わすパワーがあることをたった一文の中に込めました。

「拙劣」

通常難なくこなせる作業も好きな人の前ではプログラムのバグが生じ、チワワのようにあわわしてしまう。

「困惑したり拙劣である」

これはまさに非モテコミットの症状ではありませんか!?

恋愛では気に入られたい▪嫌われたくないという認知欲求が強烈に作動しますから、好きな人の前ではバカ正直に本音など言えないのです。

さらに、好きな人と出会えたものの、周囲(ライバルの女子や嫉妬深い上司など)を気にして本音を話せない。

言葉と本音は裏腹。

 

さて、そう考えると恋愛市場でも、恋愛的なるポリティカルコレクトネスがその支配的な空気、ということが容易に推察されますね。

大なり小なり我々は恋愛ポリコレに影響されます、例外なくみんなです。

しかし特にか弱い乙女たちは常に本音と裏腹な行動せざるを得ない。男が「女心は秋の空」なーんつって不意打ちを食らうのも無理はありませんが、そこは男、男は黙って不意パンチ、グッと飲み込まなければいけませんね。

恋愛こそ、

「人は、言うことよりやることの方に注意すべし」

なのです。

感覚的にか、はたまた後天的にマスターしたかにかかわらず、このポイントを「理解」し、実践しているモテ男がひとり勝ちしているのが現状です。

それを理解できないと、「どんな男がモテますか?世論調査」にボコボコに欺かれ、なぜトランプが当選するのか理解できない、キー!!、と同じく、なぜあんなチャラい男がモテるのか、キー!!!となります。

ブレグジットで不意パンチを食らったのに、アメリカ大統領選でもおんなじ間違いをしながら、未だになぜだなぜだ?と言っている。

トランプ事件にしても、非モテ男にしても、「言うことを全て」と考えてしまうことが間違いの根元なのです。

 

さて、それを踏まえると、

「女のリアクション(世論調査のインタビュー回答)にイチイチ凹んだりイラついたりしてることがまったくムダなメンタルのエネルギー浪費であり、女が語る恋愛アドバイス(世論調査の集合体から導かれる報道結果)に一喜一憂するなど全くの無駄であり、彼女たちの顔色を伺いながら自分の態度を決めるなどまったく不毛な努力」

という壮大なしかし重要なコペルニクス的発想の転換が出来ます。

「どんな男がモテるのか?」を女に聞いても永久に答えが出ないという真理が導かれるのです。以前にも論じたことがありましたが、その答えは彼女たちの自身にもわからないのだから、当然です。

 

bit.ly

 

例えば、ある女子がいくつかの恋愛を経験してきたとして今の恋人へと落ち着きました。

彼女の友達は言いました。「好みが変わったの?、だって全然違うタイプだよね。。」と。

彼女の歴代の彼氏を並べてみると、タイプの急激な変化が際立つでしょう。

 

周りから見るとその劇的な変化が理解できません。ウイスキーから日本酒なみの変化です。イケイケでマッチョな男を食い荒らしてたのに、今度はおとなしくて芸術肌なイケメン。

なぜか?

feelingです。ただそれだけです。

その変化自体はおそらく本人も説明できないでしょう。

女たちの男選別アルゴリズムはそういうなぞな基準で回っているのです。

男の側としたら何をどう頑張ればいいかわからない(´-ω-`)。

 

論理的に思考していくと、「女の言うこと世論調査」のとおりに行動していくとなぜかますます非モテになってしまうことも必然、ということがわかるでしょう。

結果が出ない、焦って女の顔色をうかがう、ますますキモい、モテる男の格差が開く、なぜ言うことを真に受けてその通りにやってるのに結果が出ないのか不明、そのうち恋愛賞味期限が過ぎる、非モテのまま人生が終わる。

負のスパイラルを単にグルグル回るだけなのです。

いやー、本当に恐ろしい。

だからこそ、「女が言うことでイチイチうじうじすんな!」というマインドセットが導き出されて、女たちのキツーイリアクションを意にも介さず淡々と自分の恋愛してるチャラ男の周りに美女が集まってくる構図が必然なのです。

 

さて、その事を理解できたら、はじめて次に進めます。

我々は何をすべきか?

ということに取り掛かりましょう。

「女の本質はどんな男に魅力を感じるのか?」

しかも、その解明手順が決定的にポイントです。

「世の中のどんな男がモテているのか」、「結局女はどういう男に集中しているか」、

それを女に問うのではなく、自分自身に問うのです。

問いながら、「女はどんな男に集まっているのか」の指標で世の中を観察しモテる男のサンプルを集め、彼らの共通項を抽出し、その成功法則をモデリングする。これだけです。

人の本質は言葉ではなく行動に現れる。

などと言われますが、これは恋愛でも真で、女の行動を追っていけば、ニーズはわかるのです。女が何を言おうと、どう反応しようと全く関係ありません、そこに真実はないのだから。

そうではなく、

世の中のどんな男がモテているか?(女はどんな男に寄っていくのか?)

それを、結果で判断できるのです。

まさに全米は何を必要としているのか?彼らは普段どう行動しているか?現地に足を運んで実態を観察し、その空気を感じとり、独自に地道な聞き取りをして、ポリコレとの乖離を分析した著名人だけが予想を的確に当てたように。

そこからしか本当のニーズは汲み取れませんです。

 

 

チャラいと言われながらも、なぜ女を魅了できるのか?

いい人と言われながらも、なぜいい人止まりで女心を掴めないのか?

なぜ女たちは「優しい」という要素を挙げるのか、なぜそう言いながら優しい男を選ばないのか?

一見優しさを脇に置いているギラギラした男に女が集中するのか?

 

ここでお得意のfeelingなわけですが、そうやって、隠れたニーズ・本音を掘り起こさなければいけません。

この手法もう科学ですね。

 

この解明ルートは非常にリテラシーが問われます。仮説をたて調査し考察し実験し確証を得る。

「リテラシー」

膨大なインプットの総体への解釈力が問われます。

あるモテ男がいるとして、モテ男でいながらチャラ男であるという等式が成立するとき、一般的に、そんないけすかねえ奴がなぜモテるのか?正しく解釈されません。

そしてほとんどの人はそういうことを結局理解できず、非モテのまま人生を終えます。(言い過ぎか)

  

 

最後にアップルの例を示しましょうか。

ジョブズは決して市場調査はしないことで有名でした。

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Some people say, ‘Give the customers what they want.’ But that’s not my approach. Our job is to figure out what they’re going to want before they do. I think Henry Ford once said, ‘if I’d asked customers what they wanted, they would have told me, ‘A faster horse!’’ People don’t know what they want until you show it to them. That’s why I never rely on market research. Our task is to read things that are not yet on the page.

「顧客が望むモノを提供しろ」という人もいる。
だが、私の考えは違う。

顧客が今後、何を望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが我々の仕事なんだ。

ヘンリー・フォードも似たようなことを言ったらしい。

「なにが欲しいかと顧客に尋ねていたら、『足が速い馬』といわれたはずだ」って。

人々はみんな、実際に"それ"を見るまで、"それ"が欲しいかなんてわからないものなんだ。

だから私は、市場調査に頼らない。

私達の仕事は、歴史のページにまだ書かれていないことを読み取ることなんだ。

スティーブ・ジョブズ

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顧客はどんなデバイスが欲しいか、今自分に必要な機能は何か、自覚していないのです。

アンケートに答えられるわけもない。

ジョブズはコンピューターやテクノロジーの在り方をひたすら自分に問いかけたのでした。

 

ジョブズはマーケティング嫌いで有名でしたが、ひたすら自分勝手に自己満足にプロダクトを進めたわけではありません。

世の中にまだ存在していない、しかし、確実に人々に影響を及ぼし浸透し、彼らに満足を与え、かつ世に大きなインパクトを残すもの。

それを、観察と考察と試作で形にしていったのです。

「決して表面的なニーズに騙されてはいけない。彼らは自分のニーズを理解してないのだから。」

 

全く同じ原理で、女は自分が本当に必要な男を自覚していません。なぜこんな男で胸がキュンとしてしまうのか説明できません。

だから、

女の言うモテ男の条件などなんの参考にもならないんですね、大体の場合ボヤッとした条件が羅列されるだけで、実用性も説得力もないゴミ情報ですよ。

さらに言うと、男のアタックに対する女の条件反射的リアクションすらも、真に受けるべきではありません。

「もう、やだ~」と「ヤダ!!!」

は同じことを言っていても、本質的にはまったく別物で、本音はまったく別のところにあるのです。

 

男がチャラく女を口説いたとしましょう。

当然「チャラ~い」というリアクションがかえって来ます。

「ヤバい、チャラいと思われた、、、嫌われたかな~。。。」

ほとんどの男はこの「チャラい」というワードに限らず、一般的な否定ワードすべてに対して弱気ですから、そこでストップ。次はありません。

そうやって、 女の「チャラい」発言に対する男の受け取り方も明確にポジティブとネガティブに分かれます。勝手にネガティブに解釈して怯んでしまうのがほぼすべてでしょう。

 

ところが、このチャラい発言をした女は後日の合コンでいかにもチャラそうな男とトークを楽しんでいるではありませんか⁉

女は言うこととやることが違うのです。まったく(´-ω-`)。

「チャラ男は女の敵」が恋愛ポリコレですからチャオには「チャラ~い」というコメントがお決まりの模範解答であり、女子全体のコンセンサスなんですよ。

まあ、この男が本当にキモい非モテなら遠回しの拒絶ですから、凹んでしまうのは仕方ないことなので、自省しろ、ということですが、

言いたいのは、女のリアクションの大部分では信用できず真意はわからないはずだ、ということなのですよ。

 

さてさて、長くなってとっ散らかりましたが、要は女の発言やリアクションなんて信用できないんだよ、だからそんなことをイチイチ気にしててもしょうがないでしょ、真のニーズを探しながら真にもてる男になっていこうよ。ということです。

 

さて、来年からまたがんばってスタートダッシュきりましょう!

 

あっ、あと一記事書かねば、、、( ̄▽ ̄;) 

 

やじろべえ☆

 

 

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