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モテるのは、マインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

話題の(?)「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」を読んで。

 

えー、初の書評です。

 

前回、成功の、男としての成功のラストピースは「気持ち」であることを論じました。誰もが見過ごしがちな気持ち、わかっていても継続できない「気持ち」という要素を押さえることが最短で王道のルートなのだと。

先日、本を読んでいたら、この理論を補強してくれるポイントを見つけましたので書評として僕のブログへ移植して恋愛への敷衍をやってみたいと思います。

 

 「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」

 

エッセンシャルとは、「本質」の英語訳ですが、本質、本質と、いろんな場面で使われる便利用語ですね。響きがかっこいいのでだれかれ構わず使っていますが意味を分かっていながら使っている人はことのほか少ないと言わざるを得ません。本質とは本書によると「欠くことのできない、必須の」という概念ですが、情報が溢れる現代において本当に重要なことを見極め、且つその他の不要な煌びやかに見えるゴミ情報を潔く捨てることができる人はほとんど皆無だからです。「パレートの法則」はあまりに有名過ぎて、〔利益の80%は20%の顧客から、仕事の成果の80%は費やす時間の20%から生じる文章に使われる単語の8割は全単語数の2割にあたる頻出単語、都市の交通量の8割は都市全体の道路の2割に集中するなど、〕様々なケースに適用されていますが(ヴィルフレト・パレート自身は経済学者)、リチャードコッチは「人の人生」にそれを応用して人生の本当に重要なことは”20%”のほんの少しの要素から来る、そしてその20%が非常に重要なんだと示しました。裏を返せば残りの80%はさして人生にインパクトを与えることはなく、また、その多くはゴミだということです。だから、20%の重要要素にフォーカスすれば簡単に成功できるということなのに僕らの周りにはなぜ成功者がこんなにも少ないのでしょうか。たしかに人々の目には本質は見えていないのです。

 

まず、①何が自分に重要か見極めることができない。

あれもこれも、大事そうに見えてしまう、隣の芝は青いから、お隣さんの真似ばかり、そうやって自分の人生がより複雑になっていきゴミに埋もれてしまうのです。

そして②仮に不必要なものを見つけることができてもそれを捨てることがぼくらはなかなかできません。だからこそ断捨離なんかが体系化されて指南され、流行るんですね。

 

現代人は便利な時代に生きているはずですが、なぜか忙しい。本書によると忙しい状態は決して褒められたものではありません。「あれも、これも」手を出し過ぎている状態で成功から遠ざかっているからです。シンプルなものからしか本質は浮き彫りにされず、成功はつかみ取ることができないと言えますし、忙しさは実は本質とか成功とかとは直接の関係ないのです。

ぼくはなぜこんなに成功するのが難しいのか、特に能力的スキル的に優秀な人が伸び悩み、時に陥落していくのか、その理由は虚栄心とか傲慢さとかそういう類のものだと思っていました。もちろんこれは主要な原因ではありますが、それだけでは説明がつかない事例も現にたくさん目にして来ます。いい奴だから心から成功してほしい、そんな奴ほどある程度のステージでくすぶっているのです、なぜか?

本書の冒頭でその理由が明確にされていました、そしてそれを知るだけでもぼくはこの本に価値を見出すことができました。人の成功過程と、そして”その後”を追っていくとととても興味深い。

 

優秀で情熱的なビジネスマンは目標を定め一直線に努力する→

当然、結果がついてきて「あいつはできるやつだ」「あいつに頼めば大丈夫」という評判が立つ。→

仕事がどんどんやってきて、やることが増え、時間とエネルギーが拡散されてすべてが中途半端になり、うまくまわらなくなってしまう。→

成功したことで、本質に集中するという成功法則を見失う。

 

そういう成功のパラドックスに陥ってしまうのです、これは優秀な人ほどそうです。優秀で情熱があり、責任感があり、実績もあるからです。

ぼくらが学ぶべき大事な教訓は成功法則とは「あれも、これも、すべて」ではなく「より少なく、より良く」。これをスローガンにすべきなのです。

本質をよくわかっているできる男は、数少ないやるべきことに莫大なエネルギーを投入する男なのです。本質とは何たるかを語っていいのは、これを愚直に実行し、結果を出した人だけであって、本質を語りたがる多くの人は、語る資格があるのかどうか微妙なところです。

 

本書にも描かれていましたが、「本質思考」とはイメージにするなら、こうです。見える化しましょう。

 

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本当に重要なことにフォーカスしてエネルギーをぶつけること。

 

さて、前回解説したやりたい放題で結果を残すビッグプレイヤーは右と左のどちらでしょうか?言うまでもなく右です。やるべきことが見えていて集中していて、周りなんか見えていないのです。一点集中型で結果を出します。

これを恋愛に敷衍すると、好き放題やる恋愛プレイヤーのマインドセットも右の図の様です。ここで考えたいのはこの恋愛プレイヤーの動線もさることながら、マインドセット(心理状態)こそがこの図で示す動きをしている点です。

なぜマインドの強い自分勝手スタイルプレイヤーは、その一点に集中して失敗も気にせず自分流を貫くことができるのでしょうか?彼らは本質が見えているからなんですね。自覚的か無自覚的かにかかわらず、「自分のスタイルを貫きなさい」と自分にインストールしながら目の前の女に集中している。それ以外の、失敗への恐れや恥、女からどう思われるかの不安、他の男のプレイスタイル、自分のウィークポイント・自信の無さ、これらはノイズであり、本質ではないゴミ情報でしかない。自分のやるべきことが明確であり、取捨選択がきっちりできているのです。選択とは選ぶより、それ以外を「捨てる」ことを意味しており、自分のくだらないプライドや面子もあっさり捨てることのできるマインドの強い男なのです。

こうしてみてくると、マインドの強さはどこから来るかというと、思考からなのです。まさに「エッセンシャル思考」なのですよ。本質は何かを深ーく考えた後、それ以外を潔く捨てるという決断を下して、愚直にルーティーンをこなすから、「結果として」マインドが教育されるにすぎないのです。マインドの強い好き勝手男は、得てして決断や判断が素早い特徴があります。メニューを決めるのにまよったりしないし、どこに行くかはすでに決めてある、「わあ頼りがいがある」、そんな男です。マインドも思考も結果もすべては密接に連動しているんですね。思考を訓練するためにぼくらは日々勉強しますし、それがマインドを強くする。これからもモテるための本当の勉強をせっせと発信していく所存でございます。

 

 

やじろべえ。