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モテるのは、マインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

ミラン本田の発言からみる、恋愛ー目先の勝利、ゲームの内容、プレイヤーの立ち位置。

言語学習はスポーツと一緒だ、と誰かが言っていましたが本当にそうだと思います。確かに言語学習においてそれを習得するには、文法という「ルール」を覚えて、単語という「基礎練習」を繰り返し、コミュニケーションによって「練習試合」を積んでいく、そうやって少しづつ上達していきます。そしてセンスのある人は、言語でもスポーツでも、「飲み込み」が早い。

しかしぼくは、「恋愛」も言語やスポーツに共通する定式があると考えていて、同じ構造を知ることで恋愛上手になれます。運動できるやつが仕事もできたり、一流のお笑い芸人が優れたビジネスマンだったりするのは偶然でもなんでもありません、身に着けていくそれぞれのスキルには共通点がたくさんあり、知識と練習と実戦で自分の限界をストレッチさせていくものなのです。飲み込みが早い彼らは"コツ"=上達ルートの要所要所を掴んでいる。ゆえに天は二物も三物も与える(ように見える)のです。あいつは何もしないのに英語がペラペラしゃべれて羨ましいな~、あいつは昔からいつもレギュラーだとか、生まれつきの才能云々・・、と考え出す。全く違うのです。実際のところそりゃーアメリカで英語がうまくしゃべれなくて最初は誰だって恥ずかしい思いをするし(海外で活躍するミュージシャン)、一流のサッカー選手ほど自分のプレー哲学のもとストイックにトレーニングしているものです(スター的サッカープレーヤー)。失敗もたくさん経験しながらプロになっていく、そういう上達プロセスがあって、モテていくのです。才能ですべてが決まるかのように錯覚するのではなく、定式化の糸を紐解き要因をあぶり出していくことが成功の近道。今回ミランの本田の発言から読み解き、マインドセットの話にまで広げていきましょう。

昨年、ミランに所属する本田は低迷していたチームに選手として苦言を呈しました。本来選手がピッチの上のことだけでなく、クラブの経営、監督が考えるべき戦術面、サポーターやメディアにまで口に出して言及しました。

彼の発言をみてみましょう。

 

本田圭佑の批判騒動についてミハイロビッチ監督が語る - YouTube

 

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「誰がいいとか悪いとか」この試合で話し合う時点でナンセンスなんですよ。ある程度「だれがやっても無理」っていうのはもうわかったと思うんですよ、この3年ぐらいで。3年間いろんな選手を試してきたし、また100億(円)くらい使った選手を今試してるわけでしょ、ではなぜ(試合に)出てる選手が生き生きとプレーできないのか?もう少し構造的なものを(考えるべき)。評価基準ですよ。

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ぼくはファンの拍手のタイミングとかを見てても、勝つことだけに左右されてるファンだなというのはすごい感じる。                        

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鋭い指摘だな、とぼくは感じました。要点はこうです。

高額を投じて獲得した選手を次々に使ってうまくいかないのはもうわかっただろう、だから、問題は選手にある、監督にある、として彼らをとっかえひっかえするのはおかしい。問題はもっと構造的な部分であって評価基準を変えないと今の状況はかわらない。と。

彼が問題視したのは目先の結果ですべてを判断するクラブのフロントの評価基準です。

100億ぐらい使った選手を今試してる、、(本来すごいはずの)選手がなぜ生き生きプレイできないか?

ここに原因解明の思考パターンがあります。最善を尽くしてるのになぜかうまくいかないときそもそもその「最善」が間違っている場合がありますが、そうゆう時はパラダイムを大きくシフトさせるべきことはビジネス書ではよくいわれますね。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46909

 

「100億も出して獲得したんだぞ、結果を出せい」。ここに、活躍してるプレーヤーを高額で獲得してチームに誘致すればチーム力が上がるというおかしなパラダイムが現れています。高額で買われた選手はどうなるかというと、活躍できずあっさりと捨てられる。/有名OBを監督として登用。一年間で監督が何人もとっかえられる。

なぜか?今すぐにでも結果を出さないと、「明日は我が身」という気持ちが選手自身に目の前をチラつき、監督も自分のクビがかかってるし、サポーターやメディアからつめられるので選手の起用や戦術のフォーメーションいろいろ試すなどあっちこっち、これではチームプレーもあったもんじゃありません。企業のトップダウンの采配が現場に余計なプレッシャーを与えてダメになるヤバい会社の構造と全く一緒じゃないですか。

目先の結果を要求する組織構造ー内容を充実させたい現場

ぼくたち日本人も日本のプロ野球界での某チームやり方を通して、そーゆーのではうまくいかないというのは、良く知っている事実ですね。

確かにプロなのですから結果で評価されるべき、という原理は変わりません。結果はイマイチだったけど、内容で評価してくれよ、とはいえない。しかし、手を打てば打つほどおかしくなる場合、問題はもっと奥深くにありパラダイムがおかしい場合がほとんどです。これは商業の分野で業績回復した大手企業の事例を見ればわかることです。問題の本質を見抜く場合、結果はひとまず脇に置いて、内容に目を向けるべきなのです。

全盛期のミランなんてブラジルのサッカー少年が路地裏サッカーでテクニックを競い合うような楽しさがありました。それでいて結果もキッチリ出す。見てるほうは魅了され、プレーしてるほうも楽しみながら、クラブチームとしても結果を手に入れて、すべてがうまくいくのです。楽しさが、三者三得を生み出す秘訣だったのです。「そんな甘くてプロが務まるわけがないだろ!」というマンモス時代並みな古いパラダイムはもはや通用しません、結果を出してるプレーヤーを観察すればわかることじゃないですか。一流のプロは大舞台でも楽しむ余裕があるのです。試合が楽しい(楽しい≠フワフワ、=プロ意識を満足させる充足感)のかどうか、勝つことに加えてプレーヤーが活き活き活躍しているのか、チームの雰囲気はどうなのか、そーゆー内容です。

個人的な見解を言うならば明らかに、1-0でぎりぎり守り勝った試合より、3-4の点の取り合いで競り負ける試合のほうがぼくは好きです。もしペナントレースの序盤や、ワールドカップの予選であれば、3-4の試合内容のほうを評価できるでしょう?だって将来性があるから。だから日本代表が得点力不足で、勝てるけどパッとしない試合をしてたあの時代、こんなんで本戦で勝ち抜けるのか?という雰囲気が日本全体にあった、そう、06年の話ですね。ぎりぎり勝ったじゃないか、そうやって予選突破したため隠れていた問題点は、本大会で徹底的に露呈されてしまったのでした。「勝てば官軍」は大部分で正しくありません。そうではなくブラジルサッカーのような「美しく勝つ」ゲームを見たいとぼくは思うし、結果、理想を追求していけばもしかしたら現在のバルサのように、数年来レアルに負け続けて辛酸を舐め続けたとしても、時を経てあのような完成度を見ることができるかもしれないのです。ミランもそうであってほしい。

結果より、ゲームの内容を。

目先の勝ちより、将来の強いチームを。

これが本田の心からの思いでした。

 

一選手として、ピッチ上での個々のプレーヤーとの兼ね合いだけを見るのか、それ以上の監督やフロントを含めた構造そのものに原因を見出すのか、本田は後者でした。そしてそれを発言した。実際に口にすべきかどうかは別の議論ですが、そんな視点の引き・寄りがパラダイム転換に大きく関係していて、視野が狭いのは成功する上では致命的です。そして目先の勝利で一喜一憂していては結局何も見えていない盲な状態なのです。。

 

ポイント①

原因を見つける思考法、視点を広く(目先の成功/失敗にこだわらない)でした。これは成功者には共通の能力なのです。

スポーツできるやつがなぜが勉強もできて、ビジネスもうまくいくのは、簡単に言えばコツをつかむのがうまいからですが、 これは逆に見ればうまくいかない原因を見つけるのに長けていてそれを一個づつ克服しながら上達しているからなんですね。この思考法や視点があればだいたいのことでは並み以上のレベルへ行くことができます。天は二物を・・の正体はまさにコレでした。

 

 さて、長くなりましたが要するに恋愛をスポーツに例え、真剣なゲーム、負けられない戦いがここにある、のならば、恋愛でたびたび失敗するときの原因解明、対処の仕方が、将来の成否にダイレクトにつながります。

それで目先<将来性の考えは、恋愛にも大いに敷衍すべきのもでしょう。

ナンパやコンパに対してある人々が嫌悪を覚えるのは、男が「目先」の女をゲットするのに必死になるあまり、キモイやり方で数打ちゃ当たる様子が目に浮かぶからでしょう。質の悪い軽い女だけターゲットにしたり、そういう女に経済的優位性や社会的ステータスをチラつかせてひっかけようとするやり方に問題があるのです。べつに男女が親しくなるのにナンパでもコンパでも様々なシチュエーションがあっていいわけですが、ようはアプローチの仕方がどうか?ということで、それによって男の将来性も決まります。単調なロングボールにパワープレイ、反則すれすれのラフプレイばかり。やり方はどうでもいいんだ、1点さえとれば、あとは守り切る。。そういうマインドで女に近づいているのです。しつこく付きまとい、早口で捲くし立て、ひたすら笑いをとって、挙句の果てには触ってくるパワープレイ。なぜナンパがキモイのか?美しくないからです。ブラジルのような哲学や規範もなく、バルサのサッカーのように見る者を魅了することもできない。だから、どんなマインドで恋愛に臨み女性たちと対峙するのか、とても大事なのです。女を口説くそのやり方や内容に重点を置くと最初は結果がなかなかでませんが、そんな彼には、あとあと大きな伸びしろがあるのです。

金やステータスや有名人との交友関係にモノを言わせて女性をクドクのがみっともないのと同じく、「100億使った選手を今試してるんでしょ」といった本田の感覚は正しかったのです。彼がオランダで二部リーグに落ちた後這い上がってこれたのも、パラダイムシフトでした。

こういうように物事や構造が見えすぎて、そこに情熱が加わると、発言が口から飛び出してしまうのです。そういうわけで本田選手は、つねにビッグマウスと批判されてきました。言わなければ丸く収まるのにあえてそれを口にして、バカな、と周りは感じる。そういう彼の特徴を物語るエピソードはたくさんありますが、もうひとつ、恋愛するうえでの重要なマインドを含んでいる資料がありましたので、見てみましょう。同じカテゴリの中田英俊との対談です。

【W杯】中田英寿×本田圭祐 対談① - YouTube

①~⑤まであります、順に見ていってください。

 

注目したいのは『わがまま』

つまり、海外で成功するサッカープレイヤーは、悪くいえば自分のやりたい放題にやる奴、良くいえば自分のスタイルを貫く選手。ということ。

自分のスタイルを貫き、やりたい放題、まさに本田じゃないですか。クラブ批判までしてしまった。。

重要なのはここからで、活躍しそうな選手がなぜ失速して、さえないプレイになっていくのか?やりたい放題やる選手は最終的にどうなるのか?という命題の答えです。そしてそれがそのままマインドセットになるのです。

さてさて、中田がサッカー人生を後悔していたように、伸び悩むのはサッカーのテクニックの部分や体力的な要素ではありませんでした。それはモチベーションの問題であり、「おれは周りに合わせてプレーすべきなのか」という葛藤が、本来持っているはずの実力を発揮させないブレーキになり、うまい選手をどんどんフェードアウトへと追い込んでいく。それはあのやりたい放題の烙印を押されるほどの本田でさえも今まさに直面している課題でもあったのです。

ビッグマウスな発言の裏にある、広い視点。成功するプレイヤーの隠れた要素「わがまま」。わがままの有用な使い方と、わかままーマインドー成功、の関係性については次の機会に。 

久しぶりの続きもの、ということで。

 

 

 

やじろべえ。

 

 

 

 

 

 

恋愛も言語もスポーツも、センスが決め手のように見えてじつは価値観やマインドセット、日々の練習量や真摯な反省にスキルアップのカギがあるんですね。そして練習姿勢や上達プロセスの分析、それを感覚的に把握できることこそセンスなのです。