モテるのはマインドセットがすべて、それを証明しよう。

恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

守るべきプライドと偽りのプライド

恋愛において、プライドが高いというのは致命的です。プライドの高さは、人間関係にモロに影響するので邪魔なだけですが、「あいつはプライドが高くて付き合いづらい」と言われる人は男女と問わず多いのが現実。そういう男は扱いづらいらしく、モテるかどうかはプライドの高さがかなりを左右しますね。

モテない男の特徴として、守るべきプライドは持ってないのに、どーでもいいプライドはなかなか捨てられないというのがあります。ようするに、モテるために邪魔なプライドばっかりがそいつを絡めていて本人は気づかないという状態。

 一方で女子から見たとき、プライドに対する見解は分かれています。

プライドが高い男VS低い男 どちらと付き合いたいか?という調査では

プライドが高い男がいいー35%

プライドが低い男がいいー65%

となり、プライドが徹底的に排除されるわけでもない。

 「自分に自信がない人よりある人のほうが魅力的なことが多い気がする」

「男らしくて、頼りがいがあるから」

「プライドが高いほうが仕事ができそう」

という高プライド肯定意見がありますね。

 逆に、否定派は

「冗談が通じない」

「他人の意見をいつも否定する」

「偉そうにするのがイヤ」

というご意見で。

 

つまり、プライドが持つ光と陰の捉え方がまったく違うんですね。

『男を、生かすも殺すもプライド次第。』

 

 プライドについて、いろいろと調べていると、「プライドを低く保つ7つの方法」という記事を見つけました。

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自営業で長くやっていく為には、最低限の「プライド」と言いますか、独力で生きてるんだぞという「気概」を持つことがとても大切です。

しかし、どんな世界でもそうだと思いますが、行き過ぎたプライド、不要なほど大きくなり過ぎた自尊心は、利益的にも人間関係的にも邪魔ものにしかなりません。

無いと困るけど、大きくなり過ぎるとそれも困る。プライドというのは、そういう扱い辛いものだと認識しています。

私はプライドが無駄に高い方なので、なんとかそれを低く抑えようと手を焼いています。手を尽くして、ようやく今のような状況なわけです。ふぅー。

以下、そのための7つの方法で・・・・・・

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どう感じますか?

 プライドが高すぎると傲慢になり人間関係に不具合が生じるから、「低く」抑えてバランスを保とうね、という内容です。バランスというのは生きるうえで重要な概念でこの感覚が鋭いほど成功に近づきますが、プライドに関していうと、このやり方ではブレイクスルーはできません。

 ここ一番の勝負のとき、過去のイタイ経験から「がんばりすぎてはいけないんじゃないか・・」と「がんばり」にブレーキがかかるからです。まさにアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態で、がんばりたいのにがんばれなくて心が苦しいだけでしょう。プライドやがんばり、それは蛇口をひねるような調節可能なものではありません。

 そうではなく、プライドには守るべきプライドと偽りのプライドの、2種類のものが存在していて、それはマインドセットによってどういう質のプライドでスタートするのかが、その後のモテ/非モテを決定するのです。

 偽りのプライドを持った男のストーリーを考えてみましょう。

情熱的で野心的、目標もある。でもどうも人間関係がへたくそ。いつも摩擦が生じ、最後は孤立してしまう。どうやら、話すことが威圧的で自慢に聞こえてしまうらしい。。

そうだ、人付き合いをこじらせない為にぼくのプライドを調節してとにかくみんなにいい顔しよう!

この男の行く末はどうなるでしょうか?

情熱や目標も忘れてしまって、それなのに人間関係は相変わらず四面楚歌、パッとしない人生だけが過ぎていくでしょう。まさにやり方を間違うと二兎を追うものは一兎も得ず、なのです。決定的な間違いは、動機の根底にあるのが人から好かれたい認められたいという不満足マインドで、結局は「自分のために」という要素が前面に来ているからで、周りにいる人はそれを嫌うのです。じゃあ適当にプライド蛇口をひねっても、根底に認められたいの黒い欲望が渦巻いているのですから、人々はそのうそ臭さを嗅ぎ取ってしまう。考えてみると、野球でも、過去栄光や年俸、ファンの期待にこたえて自分の体裁を、と考えてファインプレーの一発逆転ばかり狙っている選手が活躍できるほど甘くないのといっしょで、世の中そんなに甘くないのです。ぼくらは正しいプライドを持って、そのプライドを守るべく、フルパワーでベンチプレスを挙げていかないといけない、そうしてはじめて恋愛フィールドで「少し」結果が見えるようになる、世の中甘い話はないですね。とくに恋愛市場はそうです。

 面子を保つ、つまり周りが気になって本当にやるべき目の前の仕事に集中できない状態では何もかもうまくいかないのは、スポーツの世界で顕著に現れています。基礎力、技術的には申し分ないのに勝てない選手が、メンタルトレーニングを受けたとたん、本領を発揮して破竹の勢いで連戦連勝するのはよくあることで、心技体の心が研ぎ澄まされたからです。”心”が磐石になるとこの3つのピースがそろうわけですから、本来の力がいかんなく発揮される。彼らはファンの歓声すら聞こえないほど集中しており、面子を気にすることすら考えもしません。面子を気にすると例外なく勝負にも自分にも勝てないのです。

 これが偽りのプライドの正体で、面子とか評判とかを深層で気にしている状態がすでに負けていて、それに反発すればするほど、それこそが男を縛り動けなくする要因です。邪魔なプライドが、肥大していくのです。

 偽りのプライドが面子を気にさせて、人の評価が気になってしょうがない一方で、本当に守るべきなのはそんな表面的なものではなく、存在価値とか存在意義とか、「人間らしく」生きるために必要なものですね。「男らしく」と言い換えることもできます。実際は面子はなくても生きていけるのです、だってそれは他人の評価だから。面子なんて気にしないで己の道を貫きながら超かっこいい男たちが確かにいる。自分のミッションステートメントをしっかり持ってそこから外れない生き方をしていると、どうもかっこよく見えるみたいですね。

 これはWHYスタートのゴールデンサークル理論と一致しています。(※)

 「男らしいって何ですか?」と聞かれて、自信を持ってWHYを即答できる人は少ないでしょう。「ねえねえ、どうして「今」「このシチュエーション」でそれをしたの?」と聞かれてもポカーンとするだけでしょう。彼にはその一言、一挙手一投足に意味などないのです、毎日の平凡な日常から自然と出てきた言動であり、存在意義など考える暇や必要性すらないと信じているから。(でもモテたい。)

※ WHYからはじめるゴールデンサークルは、過去の記事をどうぞ 

恋愛の決定打は感性フィールドでの仕事 - モテるのは、マインドセットがすべて、それを証明しよう。

 「男は中身ってことだろ」みたいなボヤッとした理解では自分の中身本来あるはずの守るべきプライドが見えてきません。人間は中身、女は顔より性格などといわれますが、世の中を見るとそういう軸をもって恋愛を謳歌しているカップルは本当に少ない。(実際は本当に中身がスゴくなればなるほど色気もハンパなく醸し出されます。中身と外見を二分して論じるのはステージの低い場合に限る、マインドセットとはそういうもの。)

 たしかに男は中身と、頭でわかっていながらどうも腑に落ちないのは、他者からの評価がすべてだとやっぱり思い込んでいるからなんですね、だって中身をちゃんと評価できる人がいないから。毎日の仕事が忙しく、空いた時間はすべて娯楽で流れていく、頻繁に愚痴飲み会が開催されて足しげく通う、そんな環境に身を置いていながら、自分とは何かを考える暇もないのに、そういう人たちに人間の中身が的確に見えているとはぼくには思えない。そういう人たちが他者を評価しようとすると必ず表面的な見てくれのポイント合戦になります。ところがぼくら弱き人間はそれが自分の評価であるかのように錯覚してしまう、、、そういう生き物です。他者が持っているモノサシで計られているにもかかわらず。ゆがんだ人生観、男性像の色眼鏡であーだこーだ言われてるだけなのに。だからこそマインドを日々セットする必要があるのですね。そんなもので一喜一憂してる時間はないんだ、そんなものぼくの人生に1ミリも影響を与えるはずないんだ、と自分を励ましながら。

 そう考えると、ぼくらがやるべき建設的なインプットは他者の評価の鵜呑みではなく、憧れるロールモデルを大量にインプットし、そのストックを腹落ちするまで熟考することなんですね。そしてこれはたとえば漫画の世界映画の世界からも多くの教訓を学ぶことができるのです。漫画は多くの場合よくできたストーリーであり美化される部分も多いですが、個々のキャラクターのメンタリティは実は非常に人間くさく描かれていて、汎用性が高く、どういう方向に進むべきかを示してくれています。男はみなヒーローに憧れますが、それを作っているのも人間で作者がそういう理想を描くわけですから、そのメンタリティは大いにぼくらの参考になるのです。そうやって考えに考えた結果、守るべきプライドがおぼろげに見えてきてどんどん引き出されてくるんですね。

 たとえば、ルフィが肝心なときに仲間を犠牲にするなんて結末、嫌でしょう。ケチで女々しいルフィなんてどうかしてます。でも現実にはそういう人がとても多く、それが普通、世の中そんなもんと思ってしまう自分がいる。漫画の世界だと大きな嫌悪感を抱き、理想を追求したいのに、現実の世界だといとも簡単にその状況を受け入れてしまう、いろんなとこにあきらめがちな自分がいます。漫画か現実かに関わらず同じ目の前の人間を認識してもこうも違うんですね。そして、くだらないプライドが高い人ほど、冷めた見方をする、漫画さえも何かの学びになるんじゃないかという視点やハングリー精神が激しく欠如しています。

 本物のプライドを持っていないと思われる男の発言として、、、

「昔は・・」という自慢話。

人は他者の自慢にまったく興味がありません。そういう自慢が意味を持つのは例えばマイケルジャクソンのようにレベルが人間の域を超えている場合に限るのです。それなのに自分を語ってしまう。それ自体もイタイけど、本人は過去という後ろに囚われているために前にも進めていないというのが、一人の人生としてもったいない。前が見えていないのは危ない車の運転とまったくいっしょで、意味のないことです。

「でも」「だって」の言い訳マン。

これもイタイとされますが、根本は同じで、現実を直視することを避けているんですから本当の意味で進むべき前が見えていない。ランニングマシーンの上で走り続けて、まったく進んでいないのです。

 昔ばっかり振り返る主人公や、言い訳マンの活躍ストーリーなんて聞いたことがない、笑えますが、そういう人生を歩みたいとは思いません。自慢ルフィ、言い訳ルフィが海賊王になれるストーリーも、笑えるか。。

 そういう偽りのプライドに縛られないために必要なのは、かっこいい男たちのメンタリティをストックし、自分のマインドを一からセットし直すことなんですね。

 そして、今の自分の言動はかっこいいことなのか、これからやろうとする発言は男らしいだろうか、といちいち問えば、自分のやるべきことはおのずと決まってきてハズレなくなります。ルフィだったら後ろ向きな発言はしないし、自分の面子を守るためにダサい発言もしない。かっこいい男たちを常に鏡にすれば、本当に守るべきプライドは見えてくるのです。

今は自慢すべきときか?? それってモテるの?

⇒NO

この場で言い訳すべきだろうか?? それって男らしい行動?

⇒NO

やるべきことはそんなに多くなく、「本当にかっこいいこと」はシンプルなのです。シンプルなのだからかっこよくなることはそんなに難しくない。守るべきプライドさえ発見できれば。

 ぼくらは何を守っているのでしょうか?

面子でしょうか、他者からの評価ポイントでしょうか。それとも「男らしく自分らしい」生き方でしょうか。それはロールモデルを鏡とした自問自答と、それにより作られるWHY軸によるのです。

 やるべきことは複雑でもなんでもないですが、強いマインドが求められるよ、そういう道なのです。

 

(ウィリアム・スミス・クラーク)

Boys, be ambitious.
Be ambitious not for money
or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing
which men call fame.

Be ambitious for the attainment 
of all that a man ought to be.

少年よ 大志を抱け!
お金のためではなく
私欲のためでもなく
名声という空虚な志のためでもなく
人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け

 

やじろべえ。