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恋愛解明ゲーム、そしてぼくは人間になる。

決定的にモテないイタイ男の心理ー「媚びる」

さて、今日はイタイ男について考えてみましょう。

いつも言っているのですが、「イタイ男」というおもしろい生き物、これも実は一種類に決まるわけではなく何パターンか存在しています。そしてその中でも今日考えたいのはテーマでもある「媚びる」男です。社内でもどこでも平気で上司に媚びてゴマをするような男を僕らは目にしてきているでしょう。「なんてダサいんだ」と正常な男なら自然反応的に嫌悪するでしょうが、実はこの生き物は世にあふれているのです。

媚びる人間は男女問わず、周囲の関係者から嫌われます、これは言うまでもありません。しかし、古今東西使われてきたこの手段も、男女で比較すると、媚びる男のほうが圧倒的に嫌われます。誰から嫌われるのか?ほかでもない、女からですよ。

女が嫌う男を細かく分析すると、ある一定の方向でカテゴリ分けできますが、男の弱弱しさが原因で飛び出すイタイ態度は、かなりのパンチ力で嫌悪されます。女々しさ、自慢、などの種々の非モテ性質はつまるところ精神が弱いからですよ。頼りない、情けない、という表現もすべて根っこは同じなのです。

僕ら男は本来的にグループを作ってつながりを持つ、そしてその関係性から感情的な満足を得る性質・必要性はあまりありません。せいぜいビジネスのためになんらかのグループを作るにすぎませんが、それも「ビジネスのため」という条件付きであって精神的満足充足は別に求めてない。グループを作りたがるのは女の性質なのです。だから、男は周囲の男に嫌われてもいたって平気です。だからこそ、そういう手段を使ってのしあがっていっても全然平気という下品な成金は意外と多いのです。

ところが、女から嫌悪される、これは男にとっては相当イタイ。男にとって女とは生きていくのに必要なものです。空気や水と同じくらい大事です。

堅物の哲学者も、結婚はせずとも愛人は常にいました。そして、非モテのキモオタも現実には恋愛していないようでスクリーンの前では二次元のアイドルに入れ込んでいるのが実情です。まったく、男は女がいないとどうもダメなんですね。

媚びる男が金を稼ぐうえで成功したとしても、同じその媚びる本質は女からはドン引きの最低な性質なので「金持ちなのに恋愛ではまったくダメ、キモイウザいと言われてもう死のうかな」というカネ・オンナの反比例が発生します。経済力があるから自信があるのに、その鼻をバキーンっとへし折られるわけですよ。自信があった分、女の拒絶は相当なダメージです、そして訳がわからず明後日の方向へ頑張る。

これが、イタイ男です。

世に溢れるこういう男たちは、実はそういう下層に位置している特定の人々の集団を指すわけではありません。まあ見方によってはそうなんですが、本質的に言うと人類なら誰もが持つ心の弱さ、男がみな持っている「媚びる」という性質、こう言ったほうが現実を反映しています。そうです、つまり誰しも媚びる恐れがある、その弱さがぼくらに内在しているという事実に目を向けなければなりません。これはわたしもそう、あなたもそう。

努力を怠った、マインドを侮った瞬間、イタイ男になってしまうのです。

 

それゆえに!

今日は「媚びる」という自分の内に住む弱さを撃退する方法を学びましょう。

では、ここから!

 

 

 

自分が金持ちか金持ちではないかにかかわらず、すげえ人の前ではなんだか怖気づいてしまう時があるあるでしょう。これはごく自然なことです。この「すげえ」がルックスの造形なのか、体格か、ステータスか、学歴か、その要素は様々ですが、いざ相対したときそういう恐れ、不安、敬服などの感情が発生します。だからこそ、シグナリングが効いてくるわけです。ゆえに、すげえ美人の前ではどんなイケメンや金持ちでもなんだか見上げてしまって取り入ってしまうという、なんとか気に入られたくて媚びてしまう、そういうメンタリティがひょっこり顔を出すことがあるかもしれません。しかし女心というのは不思議なものでどんなに男の動機が純粋で善意があったとしても「媚びた」瞬間、キモッ!となります。これは大問題です。ここをサクッと解決し、スマートさを維持すべきなのです。

歴史的に見て「媚びる」の語源は女と深い関係があります。「おんなへん」に「眉」、これは女が男に取り入るために眉を動かして愛想を振りまくる様子から、媚びるという意味の言葉ができました。歴史的なのですから、どの時代でも安定して用いられた女の戦略で、つまり男を振り向かせる、アホな男をしとめる手段でした。太古の昔から、これは女がリーサルウェポンで、男をコロッと絞め殺すたいへん有効な手段だったのです。歴史の淘汰を切り抜けたこの手段、男はイチコロです。これはある意味女という生き物の性質だからしょうがありません、だまされる男が悪いのです。

ところが、この「媚びる」という方法を男が使いだすとこれはイタイ、本来男の本質にないシステムなので、「男らしくない」のです。女々しいという言葉もそうですが、同じ行動でも女がすると常套手段として普遍化し、男がすると評価がガタ落ちで一発で非モテになる、こういうのは非常に多いのです。男女ではこんなにも、社会の許容度に雲泥の差が生じるのですね。女がすると「まあめんどくせーな」で済むことが、男がするとマジでイタイのです。日常の一コマ一コマに目を凝らすとそういうシチュエーションは意外とたくさんありますよ。

さて、媚びるというのが生物が生き延びるために必要な戦略だとしたら、それは否定されません。あらゆる手を使って生き延びそして子孫を残すという目的を果たすこと、それが生物、これがいわば進化生物学者たちのとる立場です。その立場から言うと媚びるというのも単なる戦略の一つ、その有効性が認められれば媚びる生物が増えてくるのも不思議なことではありません。

しかし、ここに予想通りに不合理な男女の登場です。

既存の経済学でも脳科学でも、こういう戦略的に「正」とされることをなぜか避けたがる人間の心理をどうにか意味づけしようとしますが、なかなかうまくいかない。なぜ男の「媚びる」ことをダサいと脳が認識してしまうのか?男が女に媚びることが有効に作用しないのか?その大きな事実が横たわっています。

往々にして「どんな手段を使っても目的を達成する」思想は失敗するのを歴史的にも身近な人間模様の最中にもさまざまな実例をぼくらは見てきました。このようなマキャベリ的な戦略は短期的には確実に何らかの実利を得ることができますが、長期的に見ると非常にでかいマイナスが発生し、大損をこくのです。サブプライムローンしかり、嘘つきオオカミ少年しかり。

やはり、プロセスが大事なのです。

女の前でホラを吹いてありもしないスペックアピールしても、その瞬間は自己満に浸れるかもしれませんが、ゆくゆくは化けの皮が剥がれ、手に掛かりかけた女からの羨望や築きつつあった己のプライドを大きく失うのです。結果を求めてうそをついても結果は得られない、それはプロセスを蔑ろにしたからです。「欲しい欲しい」ゆえに我慢できない、プロセスを大切にできない、現実を受け入れられない、まさに、七つの大罪の「強欲」じゃないですか。そういう人間が何かを成せるわけもないのです。

「どんな手段を使っても」思想だと、必ずローリスクハイリターンのショートカットを人は選ぼうとします。必ずリソースの有効活用をねらいそのすべてを合理的に処理しようと人はします。じゃあそのルートは有効なのかというと決してそうではないということが言えてしまいます。なぜなら、それOKとすると、ドーピングして得た世界新記録が”正”となってしまうからです。どんな手段を使っても、なのだから。数多の研究は我々はそこまで合理的に生きれないことを示唆しています。この、手段を選ばずショートカットに対して人類が嫌悪感を感じるのは、それが人として歩くな道ではないからでしょう。ぼくはそれが古来から人間の奥深くに埋め込まれているのだと思うんですよ。人間はどこまで行ってもそういう感情の生き物、そして往々にしてなぜか合理的ではない選択を意図的に、そして好き好んでしています。ぼくはこれをとてもすばらしい人間システムだと思っています。

ぼくらは情けない近道ではなく、常に堂々とそして強気に王道を行かなければいけない。男は男らしく、そのプロセスをしっかり通って、それでいしっかり女のハートをつかまないといけない。

その文脈でいうと、「媚びる」という手段は意図的かそうでないかにかかわらず、また動機の良し悪しに関係なく、禁じ手なのです。男らしくない、王道からも逸脱していて、人間的にダサく、男としてイタイのです。目の前に欲しいものがある、あ~欲しい欲しい、そして自分をかなぐり捨てて悪魔に人生を売り飛ばしても、得られるものは何もない。それを強く強く意識しないといけません。

冒頭でも言及しましたが、女は人間関係につながりを求め、そして安心とか愛情とかを男に対して求めます。それを必死に探し心から渇望しているのに、寄って来た男が必死に媚びて媚びて下から見上げて来たら、こんな男のどこにトキメキやヤスラギを見出せばいいのでしょう。一発でイタイ男と認知する、当然の帰結です。

そういう乙女心をまじめに観察すれば、ぼくらがどのように彼女たちに接すれば、彼女たちに気持ちよくなってもらい、逆に僕たち男自身が堂々と女を口説き、恋愛フィールドで生き生きと活躍できるかなんてすぐに見えてきます。すごい美人を前にして、ちょいと心臓バクバク、呼吸が止まりそうで、足が竦んでしまったときでも、そんなぼくらの症状とは全く関係なく、「いい男に出会いたい」、「トキメキたい」、「好き♡」という女のもろもろの感情が恋愛フィールドで回っているのですから、解はたった一つで、媚びずに男らしく口説くというシンプルな動きの実現に他なりません。

これは言うほど簡単ではありませんが、『言うほど簡単ではないがそれしか道がないのだから、実行するだけ』という成功法則は世の中に溢れていますから、実現するためにマインドを強化しなければなりませんね。

 

このご時世「男らしい」という言葉はどれだけ反発を食らうのかわかりませんが、正直に言うとこの概念の深い意味にモテる秘密が隠されていると思いますし、そうあるべきとぼくは心から信じているんですね。役割理論で語られるように、人は何らかの役割を担当するべきでそこから自己実現や社会貢献の道が見えてくるわけですが、この役割がズレていたらゆくゆく実現できる自分もズレた明後日の方向に行ってしまい、貢献できる社会つまり自分が関わる人々の集団も自分にとって居心地の悪いストレスフルな環境になってしまっていることにいずれ気づき、なによりそんなものを延々と演じている自分がイヤになるでしょう。

男であるのに男らしくなれない自分がイヤ、モテたいのにずーっと非モテの自分に疑問、これでは鬼苦しい。

ジェンダーフリーだ!草食の時代だ!といわれようと、男は男らしくというのは、とてもとても価値の高いもので、こんな時代だからこそ自然と差別化が効いてくる、とてもとても希少なものなのですよ。

経済学でいうところの分業ですが、本来男と女はあらゆる方面で分業です。男には女が必要、女には男が必要、それは身体的にも精神的にも生物学的にも感情的にもそうで、ぼくたちが日常生活で強く実感していることです。モテる男には、心の美しくしぐさが可愛く優雅でどっしりと男を支えられるそういう女がどうしても必要ですね。それなら、そんな女が欲するものを用意し与えられる男でなければいけない、なにせ分業なのですからフェアでなければいけない。まずは「男らしさ」からですよ。自分らしさの前に男らしさだろ、世の男たちよ、と思うわけです。

男らしさを突き詰めていった者が、自分らしさの個性も持っていて、そういう男の周りには例外なくいい女がいる。なぜなら「男らしい」から。非モテとはそんなシンプルな答えで脱皮できるしょうもない悩みなんですよ。( ̄ー ̄)ニヤリ

 

やじろべえ。

 

PS.Twitterでもつぶやきましたが、やはり、個人の成長・脱皮、には、まず勉強、そして個々人が応用・試行錯誤、これに尽きます。「質のいいものを大量にINPUT」を合言葉に勉強していきましょう!

質問・意見も大歓迎、読者登録・いいねも大好物、みんなどしどしコメントしてくれよな!

 

 

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